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今回は僕の右足のあざに関してお話したいと思います。
これは小学四年のときです。
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俺はもう人生が嫌だ。
親に嫌われ友達には嫌われ。
みんなから嫌われた。そんな時期があった。
テストなんか全て白紙それが当たり前。授業なんて聞かずにずっと寝ていた。人生どうでもよかったんだ。
家に帰れば親に
「なんで帰ってきたの?」
それが当たり前の日常。もう死んでも良かった。
その頃俺には一つだけ趣味があった。そう。呪いだ。
人が憎い殺したいほど憎い。だが殺せば犯罪それだけは嫌だったんだ。
そんな時に見つけたのが自分の1箇所を犠牲にする代わりに相手を呪い殺せるという信じ難い黒魔術だった。
ばかだったおれはすぐに黒魔術を行うための準備をした。
これは実話なのでやり方はかけません。
ご了承ください。
そして準備がすべて整った。ある言葉を言いその魔法陣のような円にどこか一部入れてあいつが憎いというと呪えるらしい。
おれはやった。
右足をいれて。
「○○がにくい…いや全員憎い!俺が知ってるヤツ全員呪ってやる!」
その瞬間右足に強い衝撃を受けた。例えるなら右足を思いっきり逆側にすねから曲げてる感じだ。
「いってぇぇー!!いてぇよぉ!」
でも我慢した。呪えるなら俺はそれでよかった。
痛いのが収まり安心した時いきなり耳元から
「お前は頼みすぎた。お前だけもらってく」
俺は気絶した。なぜだかわからないその声が最後だった。
「…よ?!…ぴよ!おいぴよ!」
ぴよとは俺のあだ名だ。この声は…とうさん?
「おい!お前こんなとこで何してんだ?!この散らかった部屋はなんだ?!」
あぁ部屋を見られてしまった。また怒られてしまう。
「お前大丈夫か?その右足…」
…は?右足が何?右あ…
「うわぁぁー!!!!!!!」
俺の右足はただれていた。そして赤く腫れ真逆に曲がっていた。
父さんがすぐに救急車を呼び緊急手術が行われた。
「おいぴよ。おまえなにしたんだ。」
…
「おれはなにも…ただお前らが憎かったそれだけだ」
父さんは驚いたように目を見開きこう言った。
「お前あの黒魔術本当にやったのか?」
そう言って父さんは笑いだした。
「ふふ…ははは!ハッハハハ!!」
…は?
「おまえばかすぎだろ?!ハッハハハ!!」
…とうさん?
「あれは自殺するための黒魔術だぞ?!」
この黒魔術は父さんから教えてもらったものだった…
「お前がいなくなれば俺達は楽なんだ!母さんと2人のがいいしな…クックックっ」
「とうさんなにをいっ」
「なんで死なねーんだよ」
俺は絶望したみんなに捨てられた。
それからおれは施設に入れられ暮らしてきた。
あざも治っていない。
だが後悔してないんだ。これがきっかけで人生やり直せたから。
辛い時はあざを見て思い出すんだ。人生諦めなければ大丈夫だと。
おれはいま子供も嫁もいる。幸せな家庭をもてた。
右足には神経がなく歩きにくいがなんとか頑張ってる。
そのおかげできにならなくなったんだ!
あざが原因で会社を首になったけど
それでも俺は今幸せだ。
これからが楽しみだな。
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でも足は普通がいい。キミノチョウダイ?
作者ぴよ
どうもぴよです!
これ何気実話です…
まだあざあるし神経ないしで
でも今幸せです♪
右足に神経ないはずなのに
いきなり触られた感触などがあるんですよね…
これはまた今度はなします。
あ、ちなみに右足はもらいに行きませんから
安心してくださいね?