この話は私の父が奈良の有名なお寺に行ったときの話です。
父は一人で平日3日間京都と奈良に行きました。
一日目は京都、二日目は奈良そして三日目はまた京都…というような日程で行ってたと思います。
父は全く霊感がなく、今までもただのビビりだっただけかもしれませんが必ず引っ越す時は新築のマンションやアパートを選んでいたと母から聞いています。
本人は、人が住んだ後に住むのが嫌なだけだと言っているのですが…。
話を戻します。
父は朝早く京都を出発し奈良に向かいました。
京都でもデジカメでお寺や何やら撮っていたそうなんですが変なことは起きなかったそうです。
奈良につき有名なお寺に向かいます。
そして、有名なお寺につきそのお寺をカメラで撮ろうとした時にそれは起こったそうです。
ピピッピピピピ
急にカメラの自動的に人の顔を認識してピントを合わせる「顔認識AF」という機能が動いたそうです。
┌┐
└┘
↑が三つ動いたそうです
しかし、朝も早く平日なので人もまばらです。
父は人を写してないことを確認すると再度撮ろうとしました。
ピピッピピピピ
今度はどこにも人がいないと父も念入りに確認していたので躊躇わずにシャッターをきったそうです。
後日、写真を現像したものの霊感のない父と私と母は何も感じませんでした。
また写真を撮った日から1ヶ月経ちますが特に私達家族には何も不幸がありません。
何故あの時「顔認識AF」が動いたのでしょうか?
カメラは霊まで認識できるのでしょうか?
今でも不思議に思っています。
怖い話投稿:ホラーテラー 霊感ないですよさん
作者怖話