短編1
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宝もの箱

ある日掃除をしているとなにやら懐かしいものが見つかった。

それは小学生の時に「宝もの箱」と称して拾ったものから貰ったもの、自分の気に入ったものを入れとく箱だ。

「懐かしいなー、なにはいってんだろ?」

と当時のことを思い出しながら開けたその箱には、

真っ黒い髪の毛がびっしり入っていた。

「!!」

驚いてその箱を床に落としてしまった。

床に落とした箱からはどうやって入ってたのかわからないほどの大量の髪の毛が床に散乱した。

驚いて目を丸くしながら唖然と目の前の光景に驚く。

よく見ると大量の髪の毛の中に白い紙があるのが分かった。

「?手紙?」

その紙を拾い上げ恐る恐る開けると

「あなたのことずっと見てるから」

という一言が書いてあった。

Concrete
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