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「まま、あーれ、あーれ!」
「あれ?あれは、はな、よ。」
「んーん!あーれ!」
「あ、あのまわりの?あれは、ちょう。あっちにも、こっちにも、いっぱいだね」
「ちがう!したの!」
「ああ、あれは、め。ちっちゃいのによくみつけたわね」
「うん!」
「えらいえらい」
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「まま、これなに?」
「これは、かーわ」
「かーわ?」
「そう。触ってみる?」
「うん!」
sound:10
「どう?」
「しゃらしゃらー!」
「そうね、きもちいいわね」
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「まま、これなに?」
「これは、うみ、よ」
「おっきい!」
「そうね、触ってみる?」
「うん!」
sound:10
「どう?」
「ひゃっ!ひゃっ!」
「ふふ、ちょっとつめたかったわね」
「んー!」
「あらあら、きもちわるかった?」
「やー!」
「そうね、かわとちがってぬるぬるしてるからね」
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「ねえ、まま?」
「ん?」
「これから、どこいくの?」
「とおいとこよ。ぱぱがいってるとこ」
「ぱぱ!」
「うれしいのね。でもごめんね、ままはいけないの。あっくんひとりでいける?」
「えー!まーまーも!」
「だめ!ひとりでいきなさい!おともだちだって、みーんないけたんだから、あっくんもいけるよね?」
「うん…」
「いいこね。あっくん、はじめてのおつかいね。じゃあ、いってらっしゃい」
作者千月
皆様、お久しぶりです。
ここしばらく学業の方に専念させていただいておりました。
本日は勉強中に思いついたお話を一つ。
※今回使用させていただいた画像はお話の内容とは一切関係ありません。
※付け加えてもう一つ。これは意味がわかると怖い話です。