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短編2
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声....1

先日実家に帰った際に、母親から聞いた2つの話を書きたいと思います。

〜ひとつめ〜

家事を一仕事終えた夜、母は夕方に取り込んだ洗濯物を畳んでいました。

余談ですが、私の家は平屋の民宿を営んでおり一番端の部屋で畳んでいたようです。

家の周りは森と川になっているので、とても静かな空間で黙々と作業をしていたようなのですが、後ろから

『お母さ〜ん』

とゆう声が聞こえたらしいです。

母は作業をしながら返事をしたらしいのですが、返答が無かったのでそのままにしていました。

それから数分もしないうちに、また

『お母さ〜ん・・・・お母さ〜ん』

と後ろから聞こえたので

「だから何!!!」

と応えたのですが、やはり返答がなかったようです。

少し苛ついた母は、作業を中断して作業をしていた部屋から一番遠い子供部屋まで行ったそうです。

子供部屋には弟2人が居たのですが、2人共爆睡しており家の中に母を呼べる人は誰も居なかったようです。

母は何かを確信し、また作業を続けるべく部屋へ戻りました。

それからすぐに

『お母さん....お母さん....お...母さ..ん』

と聞こえたので、

「私はあなたのお母さんじゃないの....だから私達家族に近づかないで....お母さん見つかると良いわね」

と返事をしました

その瞬間、母の耳元で

『ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙』

と子供の泣き叫ぶような声が聞こえ、すぐピタッと収まり何も聞こえなくなったそうです。

.....これが母から聞いた話の1つです.....

もう1つは別に書きます

怖い話投稿:ホラーテラー イヴさん  

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