この話は少し前に
僕が不思議な体験をした時の話です。
長くなりますが、よかったら読んで下さい。
ある日、彼女が友達と旅行に行ったため
暇な毎日を過ごしていました。
そんな時、
携帯に1件のメールが。
03/28
件名:メールアドレス変えました。
本文:迷惑メール多いから
メールアドレス変えてみた★
K子(彼女フルネームでしたが)
僕は気にすることなく
「了解」と返信をしてから
アドレスを登録しました。
それから、ほぼ毎日彼女と
メールのやり取りをしていたのですが。
ある日、「今日帰るから○○の家に行ってもいい?」と。
不思議に思いました。
昨日のメールでは
「帰るの明後日になるから
次の日デートしようね★」
って言っていたのに。
僕は「別にいいけど、昨日は
帰るの明後日になるって言ってたよな?」
とメールを返信すると
すぐにメールがきて
「今日帰る事にしたから
待っててね。」と
僕は暇だったので
予定より早く帰ってくると
聞いて凄く嬉しかったので
部屋の片付けとかをしていました。
それから片付けが終わった頃に
携帯が鳴りました。
彼女からの着信でした。
僕「もしもし?」
彼女「もうすぐ帰るよ!」
僕「あぁ部屋片付けたよ!!
何時頃になりそうなんだ?」
彼女「夜の6時頃。」
僕「わかった。ごはんでも行くか?」
彼女「うん!じゃまた後で」
僕「じゃーな。」
電話を切り
6時頃までまだ2時間程あったので
僕は少し仮眠をとる事にしました。
ふと目が覚め時計をみると
1時間30分程経っていました。
ふと携帯をみると
彼女からの着信履歴が、
かけ直してみると
彼女がでて「今××(旅先)でさー…」
え?
僕「まだ××(旅先)なの?」
彼女「うん、そだよ?なんで?」
僕「はぁ!?帰ってくるんじゃなかったのか!?」
彼女「何言ってんの?
まだ帰らないよ?
明後日って言ったじゃん!!」
え?どういう事?
僕「さっき電話で、
もうすぐ帰るって!!」
彼女「電話なんかしてないし!!
今初めてしたんだもん!!」
僕はわけがわからなくなり
ぢゃさっきの電話は?
確かに彼女の声だった…
でも…。
ふと時計見ると
あと15分くらいで
6時です。
その時、
携帯にキャッチが
僕は彼女に言い
キャッチを取りました。
僕「もしもし?」
女「今△△公園のとこだよ。」
僕「…っ!?」
僕はあまりの衝撃に
言葉が出ませんでした…。
女「もしもし?○○(僕の名前)?」
僕は思わず携帯を切り
友達のTに電話しました!!
T「はい?○○?どした?」
僕「今!暇か!?」
きっとこんなに
しっかり喋れてなかったと
おもいます。
Tも何か僕の異変に
気づいたのか。
T「どした!?なんかあったんか?」
僕「頼む!!今すぐ家にきてくれないか!?」
T「わかった!!」
Tは僕と同じマンションで
僕の上の階の住人でした。
僕は過呼吸になりそうになりながら
考えてました。
今からくるのは…?
彼女じゃない…
でもメールと電話は…?
すると携帯が鳴りました
液晶画面には
彼女の名前と電話番号が…!?
どっちなんだ?
僕は呼吸を調えながら
僕「もしもし?」
「・・・・・・・ッ・・・・ッ・・。」
ノイズ?
僕「…K子?」
「・・・・ズズッ・ど・して・・・・・・きっ・・・ッ」
何か喋っているが
聞き取れない
僕は怖くて電話をまた切りました
すると
ドンドンドンドンドンドン!!
ドアを激しく叩く音が
T「○○(僕の名前)〜!!○○〜!!」
「…ッ…Tか…(ほっ)」
と玄関に近寄ろうと
したとき携帯がなりました。
振り返り電話にでると
Tでした。
T「お前ドア開けんなよ!!」
僕「え?なんで?」
T「今俺は階段降りた所なんだけど
なんか地べたはって
髪なげぇ女がお前の部屋のドア
めちゃくちゃ叩いてんだよ!!」
僕「Tぢゃないの?」
T「はぁ!?俺あんなノイズ
みてーな声じゃねーよ!?」
僕「え!?お前の声だぞ?」
するといきなり携帯が
変なノイズを発しだした
僕はびっくりして携帯を
落としました!!
ドアはずっと激しく叩かれている!!
声「ゔぅ〜○○ぁ〜!!…開けろォォ〜!!!!」
今度はこの世のものとは
思えない声でした。
僕「帰れ!!
僕はお前なんか知らない!!
帰れ〜!!!」
僕は半泣きでした。
それから
僕は気づくとTが目の前に
いました。
僕「T…女は…」
T「なんかいきなり無音に
なってさ、みたら女いなかった。
んで部屋ん中入ったら
お前倒れててさ!!」
ふと携帯をみると
真っ黒にやけたみたいに
なっていました。
液晶画面も割れていました。
それから彼女が帰ってきて
今回のことを話すと
彼女「アドレスかえた時と帰る日のメールだけしたよ?○○からは返信なかったけど…」
僕は誰とメールしてたんでしょうか?
長文すいませんでした。
怖い話投稿:ホラーテラー 坂野さん
作者怖話