初めまして
奥村習と言います
初投稿で怖いかわかりませんが実話を乗っけていきたいと思います(あまりありませんが頑張ります*´∀`)
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これは二年前に、今は亡き叔父に教えて貰った話だ。
叔父は大阪に住んでいてお父さんの兄にあたる人である。享年は65歳と現代では早いほうであった。
叔父は酒屋を営んでいて大柄でよく喋る気作な人で、
そんな叔父は霊とかそういう類には全くの無縁であった。
死ぬ一週間前までは・・・・・・・・・
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その日は夏休みで大学は休みだった。俺の父母と弟の学で大阪に行く予定を立てていた。俺の名前と弟の名前からして、勉学に勤勉かと思われるが、全然そんなことは無い。親は少なからず期待しただろうが・・・少し面目ない。
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学「今日はどうすんの?」
大阪に向かう車の中で学が聞いてきた。
俺「は?どうするかって叔父さんの家行って挨拶してからホテルいくんだよ」
学「ホテル行って荷物置いてからの方が良くね?」
俺「別にどっちでもいいけど叔父さんに早く会いたくね?久々だし」
学「どうでもいい〜〜」
俺「そうかよ・・・・・・」
コイツには奇跡の再会など一生来ないだろう・・・・・・
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そんなこんなで大阪に無事に着いた。叔父は大阪でも田舎の方に住んでいる。家には小さな駐車場と庭があったりとそこそこ広い。木造建築で築80年ぐらいだ。もし大地震が来たらやばいだろう。
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叔父「よう来たな・・・」
その時少し疑問を感じた。何時もならもっと豪勢な挨拶と歓迎で少し困るレベルだ。しかし今日は少し元気と言うか精気がない。
叔父「まぁ、そんなとこで立ち話もなんやから、上がってくれ・・・」
この時感じたものは本物だった・・・・・・・・・
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お菓子とお茶を出して貰ってくつろいでいた時だった。
父母は少し買い物に行っていて家には学と俺と叔父だけ。
学「何か怖い話ないのー?」
唐突すぎる
俺「この前Gが台所に3匹出た話を」
学「はい、次ー」
思いっきりさえぎられた・・・自分の中ではかなりの恐怖だったのに・・・
俺「まぁ、じゃあ俺の実態件を」
叔父「じゃあ、俺の話を聞いてくれ」
もう、いいや・・・・・・
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叔父「これは俺の夢なんやけど最近ずっと見るんやわ。 でな、その怖い話ちゅーのが人生ゲーム見たいんや わ」
俺「人生ゲーム?」
叔父「そう、サイコロが1つあって振るんやわ」
学「人生ゲームって事は叔父さんの他に誰かいんの?」
叔父「それがな・・・・・・」
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叔父「人形なんや」
俺「人形?」
叔父「日本人形やあれは。うん」
学「で、その日本人形がどうしたの?」
叔父「だから、一緒に振ってるん」
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shake
俺「いやいやいやいやいやおかしいだろ!!!」
叔父「まぁ待て そんな慌てんでも今は寝とらんだろ」
学「ふーん で、ゴールはどっちがしたの?」
叔父「それがないんよ・・・・・・・・・」
俺「は?ゴールがないとか人生ゲームの人生意味ないじゃ ん」
叔父「多分、俺が捕まったらゴールや」
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俺「なにそれ?」
叔父「詳しく説明すると・・・・・・」
叔父の説明はこうだ。まず営んでる店の所から叔父はスタートする。そうすると何処からともなくサイコロが落ちて
きてそれを取ると店のドアが開く。その向こうに日本人形がいる。叔父はよく分からん状況でも人形が邪魔だと思ってどかそうとしたらしい。しかし足が動かずしぶしぶ留まったようだ。
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叔父はよく分からん状況に本当に陥り、流石にパニクったらしい。しかし偶然サイコロが落ちて指した目は「2」
その瞬間だった。足が動くようになり移動することが出来た。しかし移動する方向がおかしかった。人形の反対側、つまり、移動できるのは人形に可能な限り離れた場所だった。2歩進んだ時1番奇妙で恐怖の現象を夢で見てしまった。
日本人形がサイコロを振った 指した目は「6」
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その後は分かるだろうが人形の歩幅では到底人間に追い付けない。(まず人形は歩くの?)
しかし、あるハンデを使えばすぐ追いつくだろう。
目の数だ。
叔父はその後も「1」か「2」しか当たらず逆に、人形は「5」か「6」しか当たらなかった。
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叔父「夢の中では俺がリードしとるが追いつかれるのも時 間の問題だろうな」
叔父は夢の中で悟ったらしい。この人形に追いつかれてはいけないと。
叔父「今日の夜見たら5日連続やわもうすぐ差が無くなってきとるからもうすぐやな・・・・・・」
叔父の言いたい事はすぐに理解した…そういう事だろう。
この時ほど何も出来ない自分が嫌な事は無かった・・・・・・・・・
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最大限人形の夢をみないように、人形に追いつかれないように、仏さまに(俺の家は仏教です)頼んでみたりしたが大阪から帰って2日後に叔父が死んだと、たまたまおじの家に行った親戚から連絡が入った。葬式は次の日に行われ流石の弟も泣いていた。俺も信じられない叔父の死から泣いた・・・・・・・・・
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後日談と言うかその時の叔父の死体を目撃した親戚から聞
いた話だ。
叔父は何故か店の内側のドア付近で死んでいた。異常なのはその時の様子だった。
大柄だった叔父は1回り2回りも小さくなっていて、冷凍したかのようにカチカチだった。その死に方に恐怖を覚え、親戚でさえ吐き、逃げ出したらしい。
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夢は自分の記憶をレム睡眠の時に見てると言われていますがまだまだ謎は多いようです。もし自分が見たらと考えると・・・・・・やっぱ考えません笑
心の底から叔父の御冥福をお祈り申し上げます。
作者奥村習
初めましてm(_ _)m
奥村習です。初めての投稿で読みづらいと思いますが暖かい目ので見守ってください。なるべく実話を乗っけてきいけます。
話が無くなってきたら友達から聞いた話を載せるかもしれません笑
これからもどうぞよろしくお願いします(´∇`)