中編3
  • 表示切替
  • 使い方

民宿

ある国に、父と母そして息子の3人家族がいました。

その息子は5年ほどまえに外国に行ったきり連絡が

取れなくなっていました。父と母はあたりに 

なにもないぽつりとした 

一軒家に住んでいました。

ほんとにあたりに

なにもないのでよく旅人が 

「泊まらしてくれ」と

頼みこんできました。

はじめのうちは、父と母は

それらの旅人を良心で 

泊めていましたが、

そのうちに、旅人達の 

荷物に目がくらみ 

その荷物を盗むようになりました。

やはりそれに気ずく旅人が現れてきました。 

旅人は盗んだならこの一軒家の人しかありえない 

ことはわかっていたので

父と母を問い詰めました。 

父と母はしらをきっていたが

旅人に盗んだ物が見つかって 

しまい口論になりました。

怒った旅人と父は

掴み合いになって父が 

圧倒的に殴られ続けていたら 

母がとっさに台所から包丁をとりだし旅人を刺しました。 

その結果、旅人は死にました。 

その死体の処理に困った父と母は悩みました。 

そして母が思いついたのです。

「次にきた旅人の晩御飯にだせばいいんだ」

「それがいい、そうしよう母さん」

父と母は気がおかしくなりかけていました。

さっそく母はその死体を 包丁でぶつ切りにしはじめました。 

新しい旅人はすぐにきました。 

父と母はその旅人の晩御飯に予定通りまえの旅人の肉をいれました。

その旅人はなにも知らずにすべて食べつくしました。

そのことによって、 

父と母に新たに知恵を与えてしまったのです。 

その旅人は就寝すると殺されてしまいました。 

そして、荷物を奪って 

の繰り返しを続けまていました。

父と母は旅人の肉にも慣れてきてその肉を食らうようになっていきました。 

ある日、

二十歳ぐらいの青年が

きました。

その青年が入ってくるなり父と母は

「旅人さん泊まりたいのですね、わかってますよ」

「ささっゆっくり休んでくださいね」 

といつも通り言いました。 

その青年は、可笑しげな顔をして 何か言おうとしたが、少し考えて、笑いながら

「はい泊めてください」

と言いました。

父と母はそんなこと気にせず 旅人の肉を使った晩御飯の支度をはじめました。 

父と母はいつも通り、

青年は楽しそうに

夕食を食べました。 

そして、就寝した。 

そのあと手際よく青年を 

ぶつ切りの肉にしてしまった。

2日後、その青年の荷物をあさりはじめた

「・・・・・お土産ばっかたよ」

「つかえないなあのガキは」がっかりそうにしていると

一枚の写真を見つけました。

「・・・・・!???!?!?!?!」

「なぜ私達家族の写真を持っているんだ?!?!」

「あの青年はどこだ?」

「もう食べましたよ」

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・父と母は一生涯気ずくことはなかった。

怖い話投稿:ホラーテラー 〜〜次〜次〜次さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ