「もう別れよ」
夏の日の夜のことだった
あたしは、今まで付き合ってた恋人と 別れると決意した
「はぁ?いみわかんねえ。理由はなんなんだよ」
と、彼
「ごめんなさい。今でも好き。だけど…」
「もう いいわ。言い訳なんて聞きたくねぇ」
本当に彼のことは 好きだった。
でも別れないと いけない別れてしまえば 彼は悲しまない。
あたしは「その日」まで 待たないといけない。
苦しみながら..
「その日」がくる前日… 彼から 電話 がきた
「もしもし…?」
「ごめんな。あの時、俺…動揺してて…。最低な、まま、終りたくねぇんだよまだ…お前が…好きなんだよ…」
あたしは あふれて きそうな涙を必死に とめた
「あ…あたしだって、まだあんたが好きっていったじゃん…。でも付き合えないわ。」
もう涙でいっぱいになった。
そして
「あたしさ、人の死ぬ日が分かるの。明日さ…」
「あたしが死ぬ日なの」
彼はなにも いわない
そして あたしは電話をきった
どうせ嘘とかにしか みえてないと思う。電話は かかってこない。
そして…
次の日
つづく
怖い話投稿:ホラーテラー 萩さん
作者怖話