次の日
あたしは いつもどうり
登校した。
いつ死ぬの?
不安でいっぱいだった。
その時
タタタタタッ
私に近づいてくる走る音
そのときだった
背中に激痛がはしる。
「っ…」
ふりかえると 黒いフードをかぶった男
そいつは顔をあげた
そして 私に刺さったナイフを抜いた
その顔は血がついてた
「ぁ…ァァ…」
あたしの最愛の彼だった
そして あたしは倒れた
必死で彼を見ようとした あたし
彼は…
涙でいっぱいだった
「ごめんな…。死ぬ日は一緒がいいだろ…?」
そのとき、あたしの顔に
血がとびちった
意識がとおくなる
それが あたしと彼の最後 の日だった。
怖い話投稿:ホラーテラー 萩さん
作者怖話