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短編2
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廃車

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俺の従姉妹から聞いたお話

山に囲まれた県に住んでいた従姉妹は友人4人と今もあるが、〇〇霊園という場所に肝試しに行った!

その霊園というのが、車でしばらく山を登っていくような場所である。

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ちなみに、従姉妹と従姉妹の母(俺からしたら叔母さん)は強いとまではいかないか霊感があった!むかしからその2人に怪談を聞くのが好きだった!

話はそれましたが、従姉妹らが到着し車から降りてとりあえず一周しようということに。

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まあ夜中の霊園だから、例え何もいなかったとしても怖いというものでしょう。ただ若かった従姉妹らは、ワイワイ話しつつ怖ぇ〜な〜なんつって進んでいたらしい!

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するとそこに、ボロボロの廃車があった。

まあ田舎に住んでて山の中にボロボロの廃車があるとかは普通に見る感じだったけど、まあ無いより雰囲気出てきたな!的な感じになる。

それからは淡々と進んでいきメインの墓地まで来るもなにも起こらない。

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つまらんから戻るぞ、と元来た道を戻っていく。

多少の霊感のある従姉妹も何も感じなかったようだ。

そして戻ってきた道を進んで行ったとき、一同の頭上に?が浮かんだ。

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さっきの車無くね?

あれ?

撤去するとしてもこんな時間にこねえだろ?

という事態が発生!

これはキタ!と不謹慎にも従姉妹が思っているととなりに立っていた女友達が膝から崩れ落ちた。

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何やら泡を吹いてガクガク震えて気絶したらしい。

これには一同大慌てで、すぐに車まで女友達を運び出発した。

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ようやく意識が戻った女友達に話を聞くと、そのボロボロの廃車まで戻った時から記憶がなく、むしろその女友達だけ「行きにそんなボロボロの廃車なんかあった?」と、確かに行きにその女友達とも、ここで廃車かよ!的な話をしたのに何故かその記憶自体も消えていた。

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