この話はテレビでやっていたものです。
多少の誤字・脱字は見逃してください。
Nさんは不動産会社で働いていました。
暇だったので物件を整理していました。
すると付箋のついた物件がありました。
値段も格安だしわりと見た目もいい物件でした。
でも今まで誰もはいっていません。
気になったので社長に
『なんでこれだけ付箋ついてるんですか?』
と尋ねると社長は顔色をかえました。額には脂汗をかいて。
『…?』
疑問に思ってから数分がたちました。
そこにある男性がきました。
仮にTさんと名づけましょう。
Tさんは
「安くて綺麗な物件を探してる。」
と言ってきた。色々みせるがほとんどボツ。
そこでNさんは頭に例の物件が浮かんできた。
それをみせるとあっさりそこにした。
それから1週間後。
Tさんが引っ越してきた。
Tさんは大満足しているようだ。
「こんないい物件があったなんてね~!!!社長さん!!!ありがとよ!!」
しかし社長は苦笑い。
《いったいこの物件にはなにがあるのか…》
なにもないまま1ヶ月が過ぎたときだった。
会社に一本の電話。
『もしもし。○○不動産ですが…』
「ぉおいっ!!!どうなってんだよ!!!なんなんだよっ!!!!」
電話の相手はTさんだった。
『どうしました?』
「どうしましたじゃなく…うわぁあああ!!!!!」
ップチ…プープー
電話がきれた。
『どうしたんだろう…社長も聞いてましたよね?社長?』
顔も真っ青でガタガタと震えている。
《仕方がない。》
Nさんは自分で確かめに行きました。
ガチャ…
『Tさん~いるんですか~?』
なかには誰もいない。
しばらく部屋を散策していると
ガタっ…ドンっ!!
なにかが窓にぶつかる音がした。
慌てていくとリビングの横についている小窓からだった。
そこにはカーテンがしてあった。
息を飲む…自分と呼吸をあわせ、せーの!!!
バサっ…
なにもいない。
ホッとした。帰ろうとすると
ドンっ!!
振り返る。なんとそこには
顔がありえない感じの赤ん坊がぶら下がってオギゃーオギゃーと泣いています。
『ぎゃぁあああ!!!!』
それからはあの部屋はずっと空き部屋のままです。
怖くなくてすいません。
怖い話投稿:ホラーテラー セクシーダイナマイトさん
作者怖話