【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

中編3
  • 表示切替
  • 使い方

悪夢

初めて投票させてもらいます。

あんまり怖くないかもやけど

読んでくれたら嬉しいです。

私は最近よく悪夢を見る

内容はいつも変わるが

変わらないのが

白い服を着た血だらけの女の子が

隅から覗いてることだけ。

そしてある日、

私はふっとそのことを

姉に話した。

「なあ、なんかな、最近怖い夢いっつも見んねん。」

「どんな夢みるん?」

「いっつも内容変わるからいちいち覚えてへんし」

「あそー。ちょっと待っといて」

そう言って姉はあるものを

持ってきた

「これ枕の横に置いて寝ときぃ」

「こんなん置いても変わらんて」

「いいから」

「わかった」

姉が持ってきたのは姉がやっている宗教の一番すごい人の写真だった。

そしてその日は結局枕元において眠った。

するとなんとその日は悪夢を見ることがなかった。

「すげー明日からずっとこれおいて寝よ」

その日から私は枕元に

その写真をおいて寝るのが日課になった。

次の日も

また次の日も

私は枕元からその写真を

手放すことはなかった。

そんなある日

「ちょっとあの写真返して。

寝るときには返すから。」

そう言っていたので私は姉に写真を一旦渡してしまった。

そして夜になった。

テレビも面白い番組はおわってしまい眠気も増してきた

「そろそろ寝よか」

そう思い私はベッドに横になった。

「あっ、あの写真渡したまんまや・・・」

一瞬そう思ったけど

「まえっか。もう大丈夫やろ。」

そう思い眠りについた。

私は夢を見た。

いつも仲がいい友達と遊んでいる

しかし何か忘れているような・・・・

でも遊んでいるうちに楽しさのあまり

わすれてしまった。

するといきなり友達が消えてしまった

「何でみんな帰ったん?」

私はきょとんとしていた。

そしたら後ろから

「今日遊ぶ約束してたやん」

びっくりして振り返ると

あの血だらけの白い服を着た女の子。

私は怖さのあまり固まった。

女の子は何も言わない。

すると

「遊ぼーや。今から。」

女の子は笑い出した。

私は走り出した。

「鬼ごっこするん?ええけど私強いでー」

女の子はさらに笑い出してすごいスピードで追いかけてきた

それに負けないくらい全速力で走った。

今まで見てきた夢が、

あの血だらけの白い服を着た女の子が、

走馬灯のように私の目の前に流れ出す。

どこを見ても女の子が覗いている。

しかも笑っている。

「待ってやー待ってやー」

女の子が狂ったように笑いながら

ぎこちない足取りで走ってくる。

「助けて下さい・・・・助けて下さい・・・・」

私はあの写真の人に必死に祈った。

するとなぜかマンションにたどり着いた。

周りを見渡しても

あの女の子の映像はない。

「助かったん・・・・?」

私は怖かったと言う思いと安心のあまり地面に崩れ落ちた。

そして大泣きした。

すると・・・

「反則やーあそこから出たら反則やー」

安心していたのが即座に恐怖に変わった。

あの女の子が追いかけてきていた

私はその声を聞いた瞬間マンションの中に走り出した

そのときにちらっと見えた顔が

ものすごい怒っていた

この世のものの顔じゃない。

私はマンションの中を

走りさまよっていた。

「待ってや待ってや待ってや待ってや待ってや待ってや待ってや待ってや」

ただそれだけを叫びながら追いかけてくる。

怖さのあまり走っているだけで精一杯だった。

どこをどうさまよっているなんて分からない。

ついに行き止まりに来てしまった。

私は誰の家が分からないがただ目の前の扉を叩いた。

ドンドンドンドン!!!

「早く開けて!!!!!」

女の子はもう五メートル先まで

来ていた。

もうだめか・・・・・

そう思った瞬間扉があいた。

中からあの写真の人が

手をグイッと引っ張ってくれた。

その瞬間、

私は目が覚めた。

ベッドの上で寝ていた。

枕元にはあの写真がおいてあった。

私はただただその写真に向かって

「ありがとう・・・ほんまありがとう・・・」

とお礼を言い続けた。

そして私は姉と一緒にご供養?みたいなのをもらいに行った。

あとからお坊さんに聞くと夢にそう言うすごい人が出てくるってことは私は相当ヤバかったとのことでした。

つまらない話ですみません!

でも実話です。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ