ある夢の話

この夢を見るようになったのは、小学5年の頃だったと思います。

ふと、1、2年に一度みる夢。

もう長い間同じ夢を見ているのです。

その夢は、お風呂に入ろうと扉を開くと、バスタブの中に大型犬の水死体があるという、あまりにショックな内容でした。

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私は、この夢を6回見ています。

実際に犬を飼った事はないし、何故溺れたのかもわかりません。

ただ、親しい友人を亡くしたような。

家族が無くなった時のような切なさが込み上げてきて、ほろほろと涙を流してしまいます。

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何かの暗示なのか疑いだしたのは、高校生になってからでした。

初めて見た日の2日後におばぁさんが亡くなり、中学一年2回目の2日後に従姉妹が亡くなったのです。

中学3年の頃に見た3回目の3日後に友人をなくしました。

病死でした。

ペットの急死や、交通事故での怪我、

入院レベルの体調不良を夢の後に経験しました。

単なる偶然だと思っていました。ただタイミングが悪いのだと。

実際にその夢を見ると驚きますが、感情としてはあまり怖くはありません。

不思議と懐かしく、温かい気持ちと切なさが胸に広がっていく夢です。

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いまでは、この夢を見ると身の回りで、何か変化があるのだと解っていて。

どんな事も受け入れる覚悟を数日で固められるようになりました。

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何かの暗示でしょうか。

霊を信じない私の不思議な夢の話でした。