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短編2
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中心部のコンビニ 2

前回のお話の続きです。

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もともと私が住んでいた団地だった所に広い公園が建ったのを友達から聞いて、私は少し気になったので行く事にした。

今の家から歩いて15分程度のところで、早歩きで10分で着いた。

周りを見ると見た目は至って普通だ。

私が住んでいた18号棟の辺りにはドッグランのような場所になっている。

他には、売店の様な場所や、遊具が沢山あった。

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そして、黒髪ロングの幽霊?が出た14号棟辺りには、滑り台や、ジャングルジムが一体化した豪華な遊具があった。しかし、

その隣を見ると、黄色いテープが貼られた、おままごとなどで使いそうな小さな家があった。

私はそれがとても気になった。

私は気がつくと、その遊具に歩み寄っていた。隙間からその小さな家を覗くと、

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shake

「待ってたよ。」

そこには、口は裂けて、目はどこを向いているかわからない女性の顔があった。

壁伝いに降りてきた時は顔は見えなかったが今でははっきり見える。

「ギィヤァァァァアァァアァ⁈」

真昼間の公園で大きな悲鳴を上げた。

私は後ろに尻餅を着いた。

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shake

「ねぇ、ねぇこっちきてよ?なんで逃げるの?せっかく来たんでしょ?ねぇ、ねぇ、逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで逃げないで」

最初は女性の声だった声もだんだんと低い声になっていった。

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私は声にならない悲鳴を上げ、後ずさりをして少しずつ逃げながらも、その幽霊から目を離すことが出来なかった。

落ち着きを取り戻して立ち直ろうとした時

「の・ろ・い・こ・ろ・し・て・や・る」

とても低い声でそう聞こえた。

「イヤダァァァァァァ‼︎」

私はすぐに走った。周りの視線なども気にせずに。どうにか信号には捕まらずに済んだ。

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「はぁ…はぁはぁ…はぁ…はぁ…はぁはぁ…………」

やっと、家に着いた。

あれは異常だ。私は自分のベットに横になった。そして、気が付いたら夢の中だった。

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私の前に女の人が立っている。 影の様で顔はよく見えない。

そしてその女性がだんだん近づいて来た。

顔が見えた。 それは…

あの女性の顔だった。

「イヤアァァアァ!こっち来ないでぇ‼︎」

ハッ! 自分の悲鳴で目が覚めた。

時計を見るともう18時だ。それにしてもとても怖い夢だった…。現実じゃなくてよかった…。

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すると、

「せっかく来てくれてこっちの世界にひきずれそうだったのに」

耳元でそう聞こえた。

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