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中編3
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パチン、パチン、パチ

私的に怖かった話だ。(実体験)

私が学校に忘れ物をして、取りに行った時の事だ。

私は、次の日の事情でリコーダーを学校に取りに行かなければ行かなかった。

11月頃の午後5時は暗く感じると思う。

そんな中で学校に取りに行くのは私にとってとても怖かった。

学校に着き、先生に事情を話して取りに行かせてもらった。

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先生が「暗いから電気を点けながら行きなさい。」と言ってくれたので私は電気を点けながら行くことにした。

だが

それが間違いだった。

電気を点けながら一階、二階と電気を点けながら上がっていく私の教室は3階だ。私は怖いので携帯のライトもOnにして上がった。

うちの学校には、新館と本館がある。私が今居るのは本館だ。図で説明すると、

電気スイッチㅡㅡ本館ㅣ電気スイッチㅡㅡ新館

という感じだ

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そこで本館の電気を点けた。そして、新館の電気も点けた。しかし、そこで

shake

パチン、パチ、パチン、パチン、パチン

3階の電気が全て消えたのだ。それも一回で消えるのではなく、一個ずつ消えたのだ。

普通人が消すにしても一気にバチンと消えるはずだ。なのに一個ずつパチン、パチン、とゆっくり消えた。

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しかも、新館と本館の電気スイッチは別々だ。なのに、新館と本館の電気が両方消えた。

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怖い、怖い、怖い、私には霊の気配くらいは感じる事ができる。後ろを振り返ると…

誰も居なかった。ただ、何者かの気配を

感じた。私は教室までダッシュした。携帯のライトがOnだったのが救いだった。※普段は走ってはいけない

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そして、リコーダーを手にした。だが、電気を消しなさいと言われていた為、消す為には元来た、道を歩いて行かなければならない。私はとても嫌だった。

でも、行かなければいけない

私はリコーダーを手にして身構えるようにしながら本館と新館の電気を消しに行った

3階はさっきの怪奇現象で消えていたからダッシュで通り過ぎた。そして、一階の職員室まで急ぎ足で行った。

怖くて怖くて先生には話せなかった。呪われそうで話せなかった。私はそのまま帰宅した。怖すぎて親にも話せなかった。

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今日は学校へ行く日だ。

私は昨日の事を考えると学校へ行きたくなかった。でも行くしかない。そして学校に到着した。

その日は最悪な事に給食当番で昨日の電気が消えた場所を通らなければいけなかった。嫌だった。考える度にあの暗い光景が目に浮かぶ。

お昼の学校は夜の雰囲気とは違い、穏やかだった。それでもやっぱり怖いものは怖い

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他の給食当番の子達は楽しく話しながらやる中私だけは気が進まない。すると、

「ねぇねぇ、大丈夫?さっきから顔青いけど」と友達の1人が心配して声を掛けてくれた。私は作り笑いで返し「うん〜大丈夫〜」と返した。本当は全然大丈夫じゃなかったけど

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元々ここの廊下は薄暗い。だから昼間でも電気は点いていてる。今日給食当番をやった時は点いていた。いきなり消えるということもなかった。なのに、私が昨日忘れ物を取りに行った時だけ消えた。

私は今でも怖くてたまらない。

Concrete
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