私が高校生の頃に体験した話です。
バイト帰り、時間は午後9時半くらいだったと思います。
田舎なので街灯も少なく車もほとんど通らないので、帰り道はかなり不気味でした。
余計なことは考えずひたすら自転車をこいでいたのですが、前方(私がいる歩道とは逆の歩道)に人影を見つけました。
近づいてよく見てみると白い服を着た髪の長い女性が、3メートルくらいの一定の距離を行ったり来たりしているのです。
そのときは怖いと言うより「この人こんな夜中に1人で何してんだろ」と不思議に思いました。
彼女を抜かして後ろを振り返ってみると、こちらに手を振ってきました。
その途端、夏なのに一気に鳥肌が立って全速力で家に帰りました。
未だに彼女が何者だったのかは不明なままです。
人間だったとしてもかなり怖い体験でした‥
怖い話投稿:ホラーテラー なちさん
作者怖話