つい先程おこった実話
家にはトイレが一階と二階に一ヶ所ずつある
オレの部屋は二階
3:30頃かな、オレはトイレに起きたんだ
用をたしていると、一階から
ズル…ズル……
一回目は聞き間違いかと思った、が
ズル……ズル…ズル、ガタッ
今度は確かに聞こえた
確かめる為にオレは一階へ恐る恐る降りていく
大概の人はここで「泥棒?」とか思うかもしれないが、オレが見たものはそんな生易しいものじゃあなかったんだ
当初はオレも泥棒と予想し、一階の電気をつけずに忍び足で階段を降りた
一回り一階を見たが何もない
どうも府に落ちない
「物が落ちた」や「自然が成せる音」ではなかったからだ
その時だ
横隣にあったトイレのドアがゆっくりと音を立てて開く…
ギイィィィ……
「おうわ!?」
オレは思わず大声をあげた
暗闇の中、トイレの中で光る白い眼球と異様な匂い……
それはオレと目があうと一言、
「チクショウ!」
といって睨んだ
それの正体はウチのババアだった
痴呆入ってるウチのババアだった
正直、真夜中にガタガタと騒音が激しく迷惑して怒りたいところだが、気の抜けたオレは一言こう言った
「チクショウwwwww」
と
怖い話投稿:ホラーテラー ワンチューさん
作者怖話