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短編1
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暗闇ババア

つい先程おこった実話

家にはトイレが一階と二階に一ヶ所ずつある

オレの部屋は二階

3:30頃かな、オレはトイレに起きたんだ

用をたしていると、一階から

ズル…ズル……

一回目は聞き間違いかと思った、が

ズル……ズル…ズル、ガタッ

今度は確かに聞こえた

確かめる為にオレは一階へ恐る恐る降りていく

大概の人はここで「泥棒?」とか思うかもしれないが、オレが見たものはそんな生易しいものじゃあなかったんだ

当初はオレも泥棒と予想し、一階の電気をつけずに忍び足で階段を降りた

一回り一階を見たが何もない

どうも府に落ちない

「物が落ちた」や「自然が成せる音」ではなかったからだ

その時だ

横隣にあったトイレのドアがゆっくりと音を立てて開く…

ギイィィィ……

「おうわ!?」

オレは思わず大声をあげた

暗闇の中、トイレの中で光る白い眼球と異様な匂い……

それはオレと目があうと一言、

「チクショウ!」

といって睨んだ

それの正体はウチのババアだった

痴呆入ってるウチのババアだった

正直、真夜中にガタガタと騒音が激しく迷惑して怒りたいところだが、気の抜けたオレは一言こう言った

「チクショウwwwww」

怖い話投稿:ホラーテラー ワンチューさん  

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