私は、人が苦手です。
人とは違う眼をしているから…
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私は、夢を見ています。
なんで、言い切れるか?
理由は簡単です…
夢の中の私に自覚があるから…
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夜の住宅街…私は目的もなく歩いている。
都会の夜、風もない…音もない。
そんなはずは無いのはわかっている。
だから…これは夢!
「これ、夢だよね…」
だけど、目的がわからない。
夢だから、仕方ないと言われればそれまでなんだけど…
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何も変化が無いまま、体感時間で1時間が過ぎた…
何も感じない…焦りもなく歩いていると…
突然、道が途切れる。
「道が…戻らなくちゃ」
戻ろうと振り替えると…道が無い。
「どうしよう…」
だけど、焦りが無い。
いや、焦れない。
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shake
ドサッ…
ドサッ…ドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッ。
「何なの?」
後ろを確認したが…何も無い。
改めて、周りを確認した時…
しようとした時…
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「イヤ!」
突然、あふれでる大量の死体…
「何なの、これは!」
何なの?
何なの?
何なの?
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突然、画面が切り替わる。
今度はお墓…
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今度は、森…
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今度は…トンネル…
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連続で切り替わる…
連続で…連続で…連続で…
駄目わからない。
何をさせたいの…
なんで、こんな夢見させるの…
「覚めて…覚めて…覚めて…」
「もうイヤ!早く覚めて!」
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気絶もできない…
その時に、頭に衝撃が…
「痛い!」
何なの?
痛さに頭を抱えて震えていると…
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目の前に滲み出たのは鬼女…
意味がわからない!
何、貴女は誰?
混乱の極みに達したのか気が遠くなる。
あっ…起きれる。
私は…逃げだせる事に安心感をおぼえた。
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「あんた…また逢いましょうね。」
鬼女が薄く笑いながら…
静かにつぶやいた。
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この後、特に何も起こりません。
特別な事はありませんでした。
ただ…
この夢の一週間後に、
私は、バイト先の店長と出逢う事になります。
作者まー-3
前回の話しの中で最後に出てきた、店長さんとの出逢う前…前ふりのお話しです。
なんで、夢にでてくる?などは今後の話しで明かせればなと思ってます。