もしもボックス

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もしもボックス

思ったこと

やっりたいこと

全ての欲が叶うとしたら…

たとえ寿命が短くなろうが

たとえ大切なものと引き換えでも

その後が何かは知らず

そんなチンケなもんかと思っていた…

これから話すのは

君の一番知っているもののお話です。

おはようございます。

「おはよー」

「おはよう」

「今日も仕事頑張ろう」

あぁこんなに仕事残ってる

「始まったばかりやんかww」

「ファイト！」

。

。

。

もう21時か…

まだまだある

。

。

。

あぁ〜0時！後少し

。

。

。

もう1時やっと終わった！！！！！！

もういやだよ

こんな世界

小さい頃は

アニメ見て

真似して

恋して…

はぁ今更ね

帰ろ帰ろ

………ん？

おばさん何してんの？

こんな時間だよ？

「個人商売だから何時でもやるんよでも今日で最後にするよ」

何売ってんだ？

「あなたの望みを叶えるものです」

だから何？？

「もしもボックスですよ…」

90過ぎのおばさんが何言ってんだ？

「いりますか？」

何円？

「お金は入りません」

何がいる？

「買えばわかります」

ふーん

もらうは！

「はい。お買い上げありがとうございます」

え？

スマホ？w最新か

。

。

今日はホテルか…

んー使ってみるか

電源っと…ない！

あれ？

んー

えっと

使ってみるか。

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《このホテルが俺のものだったら》

コンコン

「あの〜ん？泊まられるならvipがよろしいのでは？」

え？

良いの？

「あなたがおうなーでしょう？」

…は！はい！

。

。

。

それからというもの使いまくって俺は世界制服をしていた

ある日

そのスマホを使おうとすると【あと一回】と書かれていた

俺は何も考えず「

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自由になりたい」と言った

その時…

ん？

何も起こらない？

いや何か変だ

暗い

怖い

誰か…

濡れてる？

痛い、電気？

痛い痛い穴？

コケ？

暑い

手は？

足は？

顔は？

…ここはどこ？

10年くらい経っただろうか？

あぁここは地球だ。

なんて汚いんだ

なんてちっぽけなんだ

何が地球のためだ

人間がいる時点で地球のためじゃなかったんだ。

このまま苦しみで生きて行くのか…

。