>姉の友達の話。
>その人は、介護ヘルパーとして病院で働いていたらしい。
>病院で働いていると結構恐ろしい事もあるそうだ。
>これは、結構その病院では有名な話らしい。
>ある日その人が急患の看病をしていると、急に患者の容態が悪化し始めた。
>その時、患者についていたのは、その人だけだった。
>その人は患者の命を救う為に、手を尽くしていた。
>すると、エレベーターの扉が急に開いたかと思うと、その中には白装束をきた人?が一人で乗っていた。
>またその白装束の人が現われると同時に、鈴の音が聞こえた。
>その音はだんだんとこちらに近付いて来た。
>その音が近付いてくるにつれ、患者の容態が危険になっていくことがはっきりとわかった。
>その人は、患者の命を救う為に患者に必死で呼び掛けた。何回も。大声で。
>その人が必死に呼び止めたおかげで患者は意識を取り戻した。
>その時、白装束の人はもういなかった。
>その後、その病院で長く働いている人から聞いた話によると
>その白装束の人は死神らしく、誰かが危篤になると必ず現われるらしい。鈴の音と共に。
>白装束の人には、注意が必要だ…。
怖い話投稿:ホラーテラー 弥生さん
作者怖話