僕が中学一年の時の話です。同級生にKという奴がいました。
kは、日頃から冗談を言っては人をおちょくってばかりいて、本人は気付いていない様でしたが、周りからは煙たがられていました。
そんなKにも仲のいい友達が二人いたのですが、ある夜、三人で校舎へ忍びこむことにしました。
午前零時に三階の女子トイレに女の幽霊が出る…と、いう噂を確かめようとしたそうです。
前もって鍵を開けていた窓から、Kが忍びこもうとした時、他の二人が怖じけづきました。
「やっぱ、よそうよ…」
K「なに言ってんだよ、ここまで来て!お前らが行かなくても、俺は行くからな!」
「怖くないのかよ…」
K「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」
と、得意の台詞を吐いて一人で校舎へ入っていきました。
残された二人は、30分以上経ってもKが戻ってこなかったため、Kを探しに校舎内へ行きました。
しかし、三階の女子トイレはおろか、校舎中を探し回りましたがKはいません。
きっと自分達を脅かそうとしているのだと思い、二人で帰ってしまったそうです。
翌朝、Kは三階の女子トイレの個室で発見されました。(女子が凄く騒いでいたのを覚えています。)
Kは、用を足す格好で下半身裸で寝ていた(気絶していた?)そうです。
その事件以来…
卒業するまでkは…
彼の姓とは反対である…
彼のシンボルを的確に表現した…
白川
と呼ばれていました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話