これは、私の学校の先生が、林間の時に話してくれた話です。
みんなが、目的地について、部屋に入って遊んでいたときに話してくれました。
その先生の友達が、ある家に移り住んでいました。そこは、前まで、病院でしたが、廃業となり、家として建て替えられました。
それで、友達は二階で寝ていました。
階段の段数は13段です。
移ってから一日目、ベッドで寝ていました。すると…
コツン...コツン...
何やら音が聞こえてきます。
その音と共に…
「1段登れた…」
っていう女の人の声が聞こえてきたそうです。
友達は、怖くなってすぐに寝ました。
次の日の夜…
友達は、昨日と同じ所で寝ていました。
すると…
コツン...コツン...
またあの音が聞こえてきました。
「2段登れた…」
また聞こえてきました。昨日とは少し違います。階段の段数が増えています。
友達は怯えて、寝ました。
次の日も同じ事が起こりました。
こんなことが、しばらくずっと続きました。友達はだんだんやつれてきました。
そして、13段目の夜…
コツン...コツン...
またしても聞こえてきたこの音
「13段登れたーーーーー!!!!!」
ドンドンドンドンドンドンドンッ!!!!
扉を思い切り叩いてきました!
友達は、必死で扉を押さえます。
「あけてーー!!!」
女の人は、此処に入れろ と言っています。それでも友達は開けませんでした。
友達は気を失って倒れました。
次の日、友達は目を覚まし、恐る恐る扉を開けました。すると…
ビチャッ…
水が扉の前に溜まっていました。
よく見ると、階段も、水浸しになっていました。
もし…友達が扉を開けていたら…
予測の出来ないことになっていたでしょう…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話