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短編2
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エンドレス

私は母から嫌われている。私は父からも嫌われている。

別に嫌いと言われたわけではない。でも、母も父も心の中で私をいじめている。

……そう、私は人の心が読めるのだ。

読めるといっても、全員じゃない。母と父だけだ。

ある日私は嫌な言葉を聞いてしまった。

ーゆぅなんていらないー 

(あいつなんかいらない)

(あいつがいても何にも得はない)

(いっそのこと消えてほしい。)

そこまで言うならんで消えてやろうじゃないの。

でも、その前にお手本みしてもらいたいなぁ

私は初めて口にした。

「ねぇ、お母さん、お父さん、今思ってること、あたしやってあげるから、お手本みしてよ」

「なにいってるの!?」

「あたし、いつも黙ってたけど、あたしお母さん達の心が読めるの」

「なにバカげた事いってるんだ!」

「ほんとだよ、じゃあお母さん達が思ってたこと言ってあげようか、消えろって思ってたでしょう?」

「…」

「だから、その願い叶えてあげるっていってんの。だから、消え方わからないからお手本みしてよ」

「な…なにいってんのよ」

「さぁ早く。ベランダから飛び降りて。うちのベランダからだったらお手本できるでしょ?大丈夫。あたしも後を追うから。」

これぐらい言えばさすがに本気だと思うよね、てか本気だし。よしベランダへ連れていこう。

ベランダへ無理やり連れていってる途中、「いや!ごめん!ごめんね!」とか言ってるけど、ここまできたらお手本みしてもらわないと気が済まない。

ついにベランダへついた。上から落とすのは案外簡単だった。今の親は弱い。なんでだろ?

       グシャッ

ベチャッ

あー、あれはきえたね。でも消え方よくわからないや。

どうしよう…

よし、一回落ちてみよう。

いくぞ…

ヤバッ、落ちるのって怖い…

「ずるい…早く飛び降りろ」

!!?死んだはずの母と父の声!?

後ろを向くと血まみれで、骨が変な方向にまがってた。

「ヒッ」

「さぁ早く早く早く早くお前も消えろーーーー!!」

あんな親の姿みたら飛び降りるにも飛び降りれない。

あたふたしてると背中を押された。

落ちる瞬間友達の顔が見えた。

     ドンッ

グシャッ

消えるのは案外簡単だった。

「人のいなくなる瞬間、消え方って一回見て見たかったんだよねー。せっかくうちに遊びに来たのに誰もいなかったからねぇ、そしたらちょうどゆぅがベランダにいたからついおしちゃったんだよねぇ。でも消え方よく分からなかったや…どうしよう…」

もちろん作り話です。

下手くそな文ですみません

怖い話投稿:ホラーテラー ゆぅ/さん  

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