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中編4
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(実話)覗き込む影

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この話は去年うち(神社)に持ち込まれた話、経験者本人から許可を得て書き込みしています!

今回は怖いって言うより不思議な感じの話です!

実話なんで何があっても自己責任でお願いします。

オチは無いんで暇な方だけ見てってくださーい〜

(ง ˘ω˘ )ว

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これは1990年8月におきた物語…

当時俺が住んでた場所は超がつくほどのド田舎で爺婆ばっかの村だった。

小学生だった俺は仲のよかった同い年友達のA、Aの妹のB 、そして1歳年上のCと4人で良く遊んでた(ってゆうか村に子供がこれだけだった)

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夏休み真っ只中だった俺たちは毎日川へ釣りに行ったり、山に入ってかくれんぼしてたりして自然を満喫してた。

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だが、どんなに山に通いつめ頭の中に山の地図を持っていた俺たちでも1箇所だけ行ったこと無い場所があった。それは山の頂上付近にある異様なくらい竹が伸びていた竹林だ。

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何故か俺が住んでいた村には変な風習(?)みたいなのがあって、

「絶対にその竹林には入ってはいけない」

というものだった。

近所の爺婆に理由を聞くと何でも神聖な場所だかららしい。それ以上はどんなに聞いても答えてくれなかった。

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そんなこんなで夏休みも終わりを迎えつつある8月の25日、宿題を終わらせ、またいつもの様にABCと俺で山に遊びに行った。

今日は何をする?虹鱒でも釣りに行く?などと余り普段と代わりが無い、いつも道理の会話をしてたら、急にCがこう言い出した

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C「そうだ!山頂の竹林に行ってみようぜ!」

好奇心旺盛だった俺たちは、親や近所の爺婆が厳しく注意してたのに、つい賛同して

俺「よっしゃ早く行こうぜ!」

なんて行ってしまった…

今でも後悔してる。

なぜ彼処でやめようよ、とか言えなかったのかを

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持ってきたおにぎりを食べながら、山を登ると、お昼頃には竹林につきワクワクしながら竹林の中に入って行った。

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中に入ってみるが進めども進めども竹林から出れない、このまま何も無いまま突っ切って終わりなのかな〜って思ってたら急に視界が晴れた

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なんか異様に広い空間に、ポツリとひとつだけ朽ちかけている祠があった。

なんで祠なんかあるんだろう?

と思いその祠に近ずこうとした時にかたAに肩を掴まれて止められた。

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Aが「あ…あれ見ろよ…」

なんて言って来るから指を指してる方を見たら、

反対側の竹林からのぞき込む様に

人の影をそのまま具現化して目と口をつけた様な奴がこっちをじっと見つめてきた。

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Bちゃんが怖がって悲鳴に近い声をあげると

その影は急に

あはははははははははははははははははははは

と機械的な、音の上下が無いような声で笑い、

ビデオを早送りしたみたいな感じで両手両足をすっごい速さで動かして、こっち側に猛ダッシュしてきた。

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ヤバいと思った時にはもう遅くそいつが目の前まで来て、俺はそいつに顔を掴まれた。

その瞬間記憶がプッツリ途切れた………

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目が覚めると俺は家の布団で寝ていた。時計は9時半を指してる。起きてどうして俺は此処に居るのか聞こうとすると母親が俺の部屋に入ってきた。

母「今起きたの?もう朝ごはんだいぶ前に出来てるし、さっきBちゃんが来て、家に来てって言ってたわよ?」

って言われた

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俺は状況が理解出来ず言われるがまま朝ご飯をとっとと済ませ急ぎ足でAの家にむかった。

ド田舎なもんで家に鍵が掛かって無いのが普通だったんでそのまま家に入りA&Bの部屋に行った、部屋にはABと揃っていて、Cはいなかった

Aはいつも道理のアホ面で「今日はどこ行く?」なんて言ってきた。

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はぁ?って思いAにそんなことよりあの影の事だろ?

って言ったら、Aが

A「またそれか?Bもお前も朝から影影ってなんのことだよって言われた。」

そしたらBが

「よかった覚えてるの?」

って言ってきた。Bにどうゆう事か聞くと、

Aは影の事を覚えてないらしい。

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そしてBがまたトンデモないこと言ってきた。

なんと今日は8月の6日らしい。

簡単に言うと時間が戻ったって事。

Aに確認しても当たり前の様に6日だって答える。

そしてもう一つ

Cなる人間は存在して無いらしい

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電話帳からも消えてるし、家があった場所は田んぼになってるし、何故かCだけが消えてる…

ちょっと不気味に思ったけど転校かなんかしたんだろうって思って無理やり恐怖から逃げた

そして夏休み増えたしラッキー!程度に考えて、増えた夏休みを謳歌してた。

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うち(神社)に持ち込まれた話はこれでおしまい。

解説に私の父が言ってたこの影の正体とか、何故Cが消えたのかってのの考査を書いて置くよ〜ちょっとグロテスクな表現があるかも!

怖い話って言うか不思議な話だったね

ではでは(*´・ω・)ノシ

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