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実際にあった話…
この話は自分の罪の告白です。
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当時、私は小学生の四年生…
恐らく普通の少年だった…と思う。
そして、特に代わり映えのしない日常を繰り返していた。
雨が降っている朝…
いつも通りに学校に通学する為にマンションの階段を降りた場所…
雨ざらしになっている雀が一羽…
幼い正義感…悪意もなく善かれと思っていた。
羽が濡れていたからか、弱っていたからか…
飛べずにばたつく雀を捕まえた。
ティッシュで緩衝材を敷き詰めた箱に空気穴をあけて雀を保護した…
つもりだった…
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学校に雀を保護した箱を持っていき放課後まで教室の隅においておく…
時はたち放課後…
箱の中を確認した私が見たのは…
雀の亡骸だった…
…
…
…
…
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悪意があったわけではない…
善意が正しい訳ではない…
幼いから許される訳ではない…
知識もなく行動した罪…
これが私が犯した罪です。
作者まー-3
実話です。
知らないから許される訳じゃない…
知らないのは知識がなあのは罪…
そんな話です。