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短編2
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小さな子供

俺はある日、友達のBとSとYと一緒にある噂のある廃校に来ていた。

Y「ここだろ?」

俺「ああ、ここにくると『絶対に首吊りしてしまう』って噂らしい。」

その廃校は、なぜか行くと首吊りするらしい。そしてもう一つの共通点は、紙切れが置いてあるのだが、その字が全部全く同じなのである。小さい子供が書いたような字で「ねぇ、私、この人と友達になったの」と書いてある。

B「なぁ、やめようぜ?死ぬんだぞ?帰るなら今のうちだぞ?」

S「今更戻るなんて弱っちぃぜ?そもそも集団で来たら1人しか死なねぇんだろ?」

俺「おいおい、早く行くぞー」

B S「へいへい」

入って見ると、蜘蛛の巣やネズミの抜け穴などがあり、床を踏むたびギシギシなっていた。2階建てで2階にも行けるようだった。そのため、俺とYが一階、BとSは二階を調べる事にした。調べ終わったら校門に戻る事にした。一階は1〜4年生の教室があり、トイレが男女3つずつだった。教室は机が邪魔で入れなかった。しかも異常に重い。トイレも同じだったため、外に出る事にした。

Y「なんだよ…力持ちのSとB一緒にしなきゃよかった…」

俺「たしかにそうだなぁ…でも、あいつらおせぇなぁ…」

Y「理科室とか入れたんじゃねぇの?」

俺「あ〜、そうかもな。5年前の廃校なら理科室とか色々ありそうだしな」

〈30分後〉

Y 俺「遅い!」

俺「何かあったのか?」

Y「ああ、そうかもしれ…」

B「うわあああああああああああああ!」

俺「B!?どうしたんだ!?」

B「Sが…死んだ…」

俺「!?おい、逃げるぞ!」

Y「でもSが…」

俺「もう死んだんだ!被害増やすわけにもいかねぇ!」

そうして俺たちは逃げた。必死に…

………

Sの隣には、こんな紙切れがあった。

「ねぇ、私、この人と友達になったの」

終わり

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