作り話です
長いですがよろしく
この前、学校から帰ってきて、家が留守なんで、そのまま留守番することにした。
で、一本の電話が来た
《プルルルルル!》
[ガチャ]
『もしもし?』
『……プツンッ ツーツー…』
こんなんが数分ごとにこんなんが続いた。
で、とうとうアタシも
ブチ切れて
《プルルルルル!》
[ガチャ]
『あなた!何なんですか!?いい加減にしてっ!!』 [ガチャン!]
で、五分位たったら
《プルルルルル!》
[はいっ何でしょうっ!?]
『…あははは…
あははは…あははは…
可愛いなぁ…僕、君が欲しくなっちゃった…
いま、一人でしょ?
一緒に会おうよ…キミの中学の門で待ってるよ
絶対に…きてねぇ!!』
アタシはこの言葉聞いた瞬間にぞっとした。
一人と分かってたなら、ずっと家の近くで見ていたのだ。
当然、アタシは絶対行かなかった、
一時間すると〔ピンポーン…〕
誰だろう?
のぞき穴を覗いた
アタシは急いで鍵をかけた。
すごく気持ち悪い男がいたのだ。
ずっと歯茎が見えるほど不気味な笑顔をして
目がチワワみたいな
デッケー目してて
吹き出物だらけの顔して。
すると音も立てて居ないのに、のぞき穴の向こうで手を振った、
『イヤァァッ!!!』
声を上げてしまった。
すると…
〔ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン…〕
『ねぇぇ、いるんでしょお?僕に会いたくないのお?寂しいなぁ…
寂しいなぁ…
ねぇ‥これからどっか行こうよぉ!そうだ、原宿に行こうよ、それで美味しいもの食べて、
そして僕たちは…ムフフ…やだなぁ僕の口から言わせるなんてぇ…
あははは…あははは…』
アタシは半泣きになって愛犬に抱きついた。
ドアノブが
[がちゃがちゃがちゃがちゃ…]
『もうやめてっ』
そう言った瞬間に兄が帰ってきて
今までのことすべて話した。
そしたら様子をうかがうなんて言い出した。
次の日、学校にいったら下駄箱にきれいな字で
【CO&LUさんへ】
と描かれてた、
ラブレターかなぁと伺いながら見た。
その瞬間手紙を落とした『キャアアッ』
『なんで昨日会ってくれなかったのぉ?ひどいよぉ、
今日一緒に学校まで行ったのにぃ、5:00にキミんちにいって8:00に一緒にいってあげたんだよぉ! 』
この手紙を友達に見した
『まじ、ヤバいよ、これ絶対不審者だよ、気をつけて』
そんなの見ればわかる。机に手を当てると
[べた]
えっ?
よだれだ。
『キャアアアアアッ!!』もう最悪で
頭の中があの男の顔で一杯になった。
少し一週間学校を休んだ。
またあいつの手紙だ。
相変わらず綺麗な字だ。『大丈夫ぅ?
最近調子悪いみたいだねぇ…僕に会えないから鬱になっちゃったのかなぁ?
僕、諦めないよぉ』
もうこんな手紙はシカト、
その瞬間電話がなった
『はい、もしもし?』
『久しぶりぃ…元気ぃ?』
『あの、どうしてあたしの電話番号知ってんですか?』
『僕は君のこと、なぁ〜んでも知ってるよぉ
誕生日は1997年3月2日でしょ?
昨日はスーパーに行ったねぇ…』
『あの、もう電話しないで、手紙も書かなくていいです、あなた名前は?』
『名前ぇ…?
そんなの君のことで頭ン中一杯で忘れちゃったよぉ☆』
[がちゃっ]
そこであたしはガチャギリした。
もうあれからあの電話はない。あいつにも会ってない。新しい転校生がやってきた。
『はじめましてぇ、僕
◯×だよぉ』
怖い話投稿:ホラーテラー CO&LUさん
作者怖話