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短編2
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先輩から聞いた話。

昔先輩が彼女と京都旅行へ言った時の話を聞いた。

日中京都の有名な観光名所を巡り日も暮れかけていたため予約した京都の山の上の方にある旅館へ向かった。

先輩達は森が見える1階の部屋だったみたいです。

部屋につくと温泉に入り酒を飲みながら夕飯を食べその後電気を消し布団に入ったそうです。

先輩と彼女が布団の中でイチャついていると外から

shake

ミシミシミシッ

という音が聞こえ恐る恐る障子を少し開けガラス越しに外を見ると体長2mほどあるシルエットが森の方で見えたそうです。

先輩は彼女と布団の中で息を潜めよく見ると角が生えてガタイのいい生物がいるのをハッキリ見たそうです。

あまりの迫力に先輩は声も出せずただ布団の中で彼女と隠れることしか出来なかったそうなのですが月明かりに照らされた鬼の全身を見た時にあまりの怖さに先輩も彼女もすぐに障子を閉めたそうです。

その後

shake

バキバキッ

という音が森の奥の方へ消えていったそうです。

その話を聞いたあとに私は先輩に「鬼の容姿はどんなんやったんですか?」と聞くと。

髪は天狗のような髪の毛で太くて先端が鋭く尖って所々少し曲がった角が額から1本はえていて目はギョロりとして3つ目で体は筋肉隆々で爪がすごく鋭利だったと話していました。

正直私は信じていませんでしたが「地獄も閻魔大王も鬼も存在して大昔誰かが見たから世界の宗教に織り込まれてるんだろ?」と先輩に言われ一理あるなと感心しました。

正直100%信じたわけじゃありませんが普段から嘘をつかない先輩なのでそんな生き物もいるんだなくらいで捉えることにしました。

ご視聴ありがとうございました。

変なオチですみません。

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