アパートに彼と住んでいた時のある日の深夜
私は彼と布団に潜っていた。
私だけ眠れなくて、携帯をいじっていた。
「キィ…キィ…」
??
何か音がする。
「キィー…キィ…」
爪を立てて引っ掻く様な音だ。
隣り? 下か?
「キィー…」
テレビや電気を消してて、暗くて静かなので、嫌でも耳に入ってくる…
私は起き上がり、音のする方へ…
どうやらリビングの先の風呂場からなようだ。
私はリビングの明かりを付けて風呂場を見に行った。
しかし、何も無いし、もちろん誰も居ない。音はいつの間にか止んでいた。
リビングの明かりを消して彼の布団に戻ろうとした時、
『ギィー…』
今までで一番大きい音が。
私はビクっとして、恐くなって急いで彼の布団に潜った。
私「ねぇ、ちょっと、…起きて!」
彼「ん?」
彼「おい…おいおい何だよ!」
彼はいきなり大声を出した。
私は布団の中に潜っていたのでわからなかったのだが、
足元に、ガリガリに痩せた女が立っていて、包丁をこちらに向けていたとゆう。女はスーっと消えたらしいのだが、
後で風呂場をまた見た時、風呂場の鏡に手の跡や、傷が付いていた。
最近はテレビが消えたり、扇風機が勝手に付いてて、髪の毛が絡まっていたりする。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話