これは僕が体験した、本当の話です。
だれにもいわないでいようとしていたのですが、
友人に言われここに書くことにしました。
話はぼくが中学生だったころに遡ります。
それは雨がひどく薄暗い日でした
僕が、友人とはなしていたころ、ふと横を見ると廊下を白い影が横切っていったのです。
そのときはただの見間違いだと思ったのですが、それから雨の日にたまに見えるようになったのです。
さすがにこれは何かあると思い、学校の卒業生でもある父にそれとなく話を聞いてみました。すると父は悲しそうな顔をし、ぼくにある話を語ってくれました。
昔、僕の住んでいる町ですごい台風が起こったそうです。
それでけが人や死んだ人が、学校の校庭に並べられました。
それはまさに地獄絵図だで、そこらじゅうで聞こえるうめき声、死者のにおいなどなどがいりまじっていたそうです。
そんな中ある一人の朝鮮人の人が迫害され手当てもしてもらえず、そのまま力尽きて死んでしまったそうです。それからその学校には雨の日に白い影が見えるようになったのです。しかし当然そんなものが出ては子供が怖がってしまうということで供養されたそうですが、僕が人種差別をする人間だったから懲らしめるために現れたのでしょうか、答えはいまだにわかりません
怖い話投稿:ホラーテラー 中三さん
作者怖話