『のぞき込んでたの』の友人の話
友人Aちゃんは幼い頃から霊感があり、様々なものが見えるらしい。
5歳の頃
近所にある公園のジャングルジムのテッペンから落ちて生死をさ迷った。
妹と2人で遊んでいて、妹は「お姉ちゃん、勝手に落ちたよ。」と母親に言った。
周りには誰もいなかったはずなのに、目覚めたA は母親に『髪の長い血だらけの女がジャングルジムの下から這い上がってきて、怖くなり上に逃げたら滑った』と話した。
母親は泣きながら怒った「心配させておきながら、嘘をつかないで。」
それから数年後、
Aの母親が、妊娠、出産をした。待望の長男であったため、母親始め家族は大喜び。
無事帰宅した母親は、
早々に眠りについたらしぃ。
朝になり母親はAを抱きしめ、「今までごめん」と呟き昨晩のことを話した。
母親は出産を期に、
気配を感じるようになったらしい。そして昨晩、夜中に目が覚め、部屋の隅を見ると髪の長い血だらけの女が、ニヤリと笑らい、
「またね」
と言って消えた。
それ以来母親も霊が見えるようになった。
この家族、弟は見えるし話せる。
弟の話はまた今度。
怖い話投稿:ホラーテラー おきなわんさん
作者怖話