少し長めで、怖くはありませんが、実際の話しです。では・・・
我が家は
ユタに祟られている。
沖縄にはユタという霊能者が今なお存在する。
マブイグミ(魂拾い)や巡礼みたいなことをさせらる。
祟られた理由は
ある日、地元の大地主だった我が家の祖先が、あるユタの能力を疑い、器の中に何匹のネズミがいるのか当てるよう命じた。
ユタは「3匹」と言った。しかし実際は2匹であったため、嘘つき呼ばわりし、斬り殺してしまった。器を片付けようと女中が器を開けると、なんとネズミが子供を産み3匹になっていた。
この事件以後、
我が家は男性が短命になり、40歳までに死んでしまうことが続いていた。しかし、私の叔父が現在54歳で元気に生きている。というのも叔父の妻は偶然にも先に話したユタの子孫らしい。彼女の父親も現在ユタを生業にしている。
叔父が結婚する時
彼女の父親がこの話をして一言。
「○○家だから、嫁に行かせた。」
祟りはまだ続くのか。
怖い話投稿:ホラーテラー おきなわんさん
作者怖話