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短編2
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私の娘

私の娘はよく変なことを言うのです。

今小学3年生なのですがいつも朝起きると夢の話をします。

「今日は足をひっぱられてねちょっと怖かったよでも私は強いからそっちに引き込まれなかった」

そう言います。

“そっち”ってなんでしょう。

「どんな夢だったの?」

とたずねると

「あのね私がねベッドで寝てたらねベッドの隙間から手がのびてきてね足をぎゅってつかむの」

そう言われました。

ベッドは落ちない様に囲いがあります。

その囲いは間があていて丁度手がとおるぐらいでしょうか。

「そっか。怖かったね」

というと

「ううん。別に怖くないよ。

でも痛いの。いつも女の人が私にのってきて重たいの」

そう言われました。

私が一緒に寝ようかと聞くと

「ママに何かするかもしれない」といいます。

「私は何も怖くないよ

その女の人になんてパンチで勝っちゃう」

といってみると

「そっか。ママは強いもんね。一緒にねようね。もしママが勝てなくても私がいるからね」

といってくれました。

そして次の朝起きたら

娘が言いました

「ほら、やっぱりママをいじめて。どっかにいっちゃえ!」

といって私の肩あたりをずっとパンチしているのです。

今はもうお寺にいってきましたしお札も娘の部屋と玄関にはってありますが何が私の肩にあったのでしょう。

どうしても女の人がいたとしか思えず怖いですが娘にきいても

「大丈夫だよ。もう何もいないよ」

といいます、何があったのかと聞くと

「怖いもの」としか言いませんでした。

決して怖い話ではないですが。ありがとうございました

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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