短編1
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病院

彼から、

連絡が帰ってくることは無かった

後日、

友人は無惨な遺体で発見された。

彼の遺族に

謎の暗号やあの動画について聞いてみたが、

確実な答えは帰ってこなかった。

ただ、最近業績不振で、

スクープを追い続けていたかれは、

ある都市伝説がある

病院をずっと探していたらしい。

その病院は、表は普通だが

裏では違法な臓器売買や、

快楽殺人が行われている恐ろしい病院らしい。

まぁ、よくきく

普通の都市伝説だ。

あるわけがない。

けれども、友人は

それを見つけてしまったのだ。

俺と彼は、二人とも孤児で

同じ施設の出身。

まるで兄弟のように育ってきた。

そんな彼が、遺体で発見された。

彼の葬式の席で

その苦しみに歪んだかおを見たとき、

俺は絶対に犯人を見つけ出すと心に決めた。

彼の残した資料を

探り、あの動画や暗号を

毎日のように見て、調べつづけた。

そして、ついに、

俺はみつけたのだ。

ヒントは、彼の遺族の言葉だった

彼の遺体からは

メガネ、

定期入れ、

保険証、

腕時計、

この4つが無くなっていた。

あの暗号は、

遺品の隠し場所を示しているに違いない

義理の兄弟のため、

彼の死の真相を、

すべての真相を

探るべく

俺は恐ろしい病院に踏み込んでいくのだった

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