このお話は実話で、フィードバックされたような出来事を私自身が体験しました。
高校時代から、何やら霊感や不可解な出来事を体験するようになり、それは今現在も変わらないでいる。
F県からA県に移転し、かなり立地条件の良いコーポに住むことになった。
当時まだ1歳にもみたらない娘がいて、子育ては大変ながらも家と職場の病院は目と鼻の先だった。
私が霊体験をするようになって、自分自身が目に映るものは大抵何かを訴えている霊が多い。
ある晩蒲団に娘を抱きながら眠りこけた私は、とてもリァルな夢?を見ることになった!
場所はヘリコプターの中。
誰かが操縦をしている。
乗員しているのはヘリコプターを操縦している人ともう1人。
操縦席から周りの景色が見渡せる。
途中、操縦者が「エンジンがおかしいぞ!操作が利かない!」とハッキリと声に出している映像が分かる。
いきなりヘリコプターの後方から火が吹き出した。
「墜落するぞ!わあぁぁぁー!!」
その乗員の声で目が覚める。
しかしその映像と、叫び声がコダマするように目が覚め後にも続きが映し出されるのだ。
操縦者が「助けてくれぇー」と叫び声を発しながら、住んでいるコーポの上を通過し、そこ何メートルしか離れてない場所に墜落してしまって炎上してしまったのだ。
朝方5時過ぎの出来事で、あまりにもリアルに感じとってしまった私は恐怖に変わった。
「今のはなんだったんだろうか?」夢の続きだったんだろうか?など考えたが分からなかった。
その日仕事は休みだったので昼過ぎに娘を抱え、行き付けの美容院へとカットしに出かける。
美容院の店長に今朝あった不思議な体験を話すると始めは不思議なこともあるんだねと答ていたのだが、「あっ!思い出した!何年間前に昔養鶏所があって、今は無いけどそこにヘリコプターが墜落したことがあったわ。確か乗っていた2人は亡くなったんじゃなかったっけ」と店長は話す。
その養鶏所があった場所というのが、私が墜落するまでの瞬間映像で見た場所だったのだ。
美容院の帰りに花屋へ寄って心ばかりの供えの花を買い、その養鶏所があったという場所へ行って花を供えた。
その時は鉄線で入れないように囲われていたが、今のは時代ではファーストフード店や本屋、薬局などが建ち並ぶようになっている。
今はその地には住んでいないが、その後はどうなったのか、まださ迷い続けているのかは分からない
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話