短編2
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こちょこちょ

怖いと言うよりムカつく変な体験談です

部屋で寝てるとき

何の前触れもなくそれはやってきた

首筋を指先でさわさわされるアレ

僕「またはじまった」

体は何かが乗ったように動かないし

首はこちょこちょされてくすぐったくて寝れない

僕「こちょこちょすんなや!」

そう言うと少しの間はこちょこちょされないけど、またすぐに始まる。

何回か同じようにキレてはこちょこちょの繰り返しで気づいたら寝てる。

何日か続くから母に相談した

母「アンタが気にするきこちょこちょやらされるって!気にすんな!」

え?それだけ?

こちょこちょされ続けて気にすんなとか無理じゃないですか母上

そうやって母に不満を抱きながら布団に入ると、こちょこちょがまた始まったけど我慢何て出来ないし、何日も続いてるからイライラして限界だった。  

僕「やめれやコラ!」 

それでも止まらないこちょこちょ

僕「たいがいにしとけよぉ!寝れんやろが!」

そこまで言うと体が動くようになった

これはチャンスと思い何も無いところに、グーパンチ!

良いのか悪いのかとりあえずその日はそれで終わった。 

何日かこちょこちょもなく過ごしてたある日

今度は寝付こうとしてた時にやられた

僕「まーた始まった」 

でも今回はいつもとは違った

目が開かないし体が完全に動かない

僕「どうしようかなぁ」

考えていたら首筋をこちょこちょされだして

しばらく我慢してたら目が開いたけど、目を開けなきゃ良かったなと思った。

だって鼻と鼻がぶつかるくらいの距離に目が血走ったスーツの男が俺の顔覗き込んでるんだから。

でも不思議と怖いよりイライラのが勝っちゃって

睨めっこ開始。

何をしてくる訳でもなくただ覗いてくるヤツ

しばらく睨めっこしてたら僕のが先に寝ちゃって何か負けた気がした

それからはこちょこちょは無くなった。

何がしたかったのかもう分からないけどもう少しマシな出方してほしかった

オチはないし読み辛いで申し訳ありません

Concrete
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