「罪の報いは死」
「地獄は第二の死」
など、黒地の分厚い板に白と黄色の文字で、過激なメッセージが書かれた看板を目にした事はないだろうか。
古い建物や団地などに多く見られ、民家の壁や塀などによく釘で打ち付けられている。
あの看板はある宗教団体がキリスト教を広めることを目的として、建物の所有者の合意の元設置されたもの‥
玄関先に現れた彼等の申し出に対して好意的であれば
「神は一人しかいない」
といった比較的優しいニュアンスの看板を彼等は貼り付けて行き‥
少しでも渋った場合、容赦なく過激な内容のものを彼等は貼りつけて行く。
申し出を断った場合、路上での布教活動と称し彼等は宣伝カーを使い、断った家の周辺を巡回しながら、聖書の一節を爆音で朗読し、罪の意識と恐怖をあおり続ける。
これは彼等にとって一種のお仕置きとされている。
一度貼られた看板をはがした場合、又ははがす所を彼等に見られた場合、拉致された後、聖なる道具によってスパンキングされる。
怖い話投稿:ホラーテラー ハミーポッポーさん
作者怖話