丑三つ時をご存知ですか?「草木も眠る丑三つ時」と言われますが、丑の刻を四つに分けた第3にあたる時。今の午前2時から2時半頃と言われていますが、諸説あり、午前3時から3時半頃と言われることもあるようです。「丑三つ刻」を宗教的な観点から見てみると…「人を神域(常世)の世界へ誘う時刻」とされ、古くから「呪いや呪術の執り行なわれる時刻」に例えられていたようです。
皆さんも何故か突然夜中に目覚めることがありませんか、トイレに行きたいわけでも、喉が渇いたからでもありません。もしその時が丑三つ時(2時~3時半頃)だったら、是非試してほしいことがあります。
カミソリ(刃のある物)を咥え、3つ以上の鏡を見ます、あなたは「お願いします、もう一人の私とお話しさせてください」と声に出しつぶやきます。用意された鏡をじっくり見てみましょう、その中の一つには必ず自分ではない、もう一人の自分が写っています。
そのもう一人の自分は、あなたのことをじっと見つめ瞬きもしません。
そして、あなたと違う動きをするのです。それをどうしても確認をしたい時は、刃物を咥えたまま左回りに一周し、一番大きな鏡を見直しましょう、そこには数秒遅れた自分が映し出されます。そのもう一人の自分があなたに会うために、夜中にあなたを起こしたのです。
鏡の中のもう一人の自分は、あなたの闇を映し出します。飲み込まれないように充分に注意しましょう、そして必ず刃物を咥えたまま「さようなら」とお別れを言い、右回りに一周してください。刃物を置き、水をコップに1杯飲んでから鏡の前を離れましょう。
決して動画に残してはいけません、あなたともう一人のあなたは入れ替わり、二度と今の世界には戻ってこれなくなります。今よりもあなたにとって不幸な人生が、鏡の向こうに存在し、あなたの到着を今か今かと待ち構えているのです。
丑三つ時は、不幸なもう一人のあなたが、あなたと入れ替わりを願う時間であり、もうすでにあなたは入れ替わられているのかもしれません。鏡の中のあなたが微笑んでいる時は、そう、もう後のまつりなのです。
作者NIGHTMARE
トイレの鏡や洗面台の鏡、夜中に見るのは本当に怖いです。
鏡の自分って、何故か他人のように見えるときがありませんか?
三面鏡の右端の鏡は、最も霊を映しやすいとか…知らない間に睨んでる自分を見る機会があるかもしれません。