これは本当に自分が体験した話です。
自分がまだ小さかった頃(物心ついた時から、小6くらいまで)、何かと「声」を聞く事が多くありました。
例えば、昼間お仏壇の近くにいると、知らない女性の笑い声がしたり、病院に行くとだれもいない所から、子供の声が聞こえたり。
当時は、全く怖いとは感じず、みんな聞こえているものだと、ずっと思っていました。
しかし、ある日弟(当時は0~1才くらいで、今は小4です)を寝かしつけるために、昼間リビングに母と3人で一緒にいたとき、母が歌った子守歌を遮るように、その「声」は聞こえました。
低い男性の声で
「ねんねんよ」
と…。
びっくりした自分は
「だれ!?」と叫び、家の前の道路(車はあまり通りません)に飛び出していきました。
当然、その道路には誰もいません。さらに父は仕事で、F岡県にいました。(自分はN野県住みです)
その後、母が飛び出してきて、「どうしたの!?なにがあったの!」と聞かれ「パパじゃない、男の人がね。ねんねんよっていったの。」
しかし、母は「そんなの聞こえなかったよ。○○の空耳じゃないの?」と言いました。
でも、ホントに聞こえたんです。
はっきりと。
それから、少しずつ「声」は聞こえなくなってきて、最近ではほとんど聞こえなくなりました。(現在高1です)
あれは何だったんでしょうか。
ホントにただの空耳だったんでしょうか。
それから、この前弟が「最近さぁ。夜寝れない時さぁ。知らない男の人がねんねんよっていってくれるんだよね。って兄ちゃんにいっても、わからんよね(笑)」
といっていました。
もしかしたら…。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話