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短編1
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私は当時2階に一つだけある部屋で就寝していた。ベッドは下に洋服を掛けれる高床式のようなもので、寝ている顔と立っている人の顔が同じ高さになるようなベッドだった。ちなみに母と二人暮らしだった。

ある日の真夜中ふと目が覚めた。扉の方に明かり灯っていて扉は開いており人影があった。母かと思い「お母さん?」と声掛けた。その途端金縛りにあった。

その影はだんだんと近づいてきた。どこからともなく扉のない方からももう1人の影が近づいてきた。

ヤバいと思い出し切れない声を絞り出した。目の前辺りまで2人の影が来る頃、1階で母が私のうめき声に気付き急いで階段を駆け上がってきてくれた足音を聞いた途端、影は消え金縛りも解けた。

未だ霊なのか幻覚なのか分かりません。

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