【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

短編2
  • 表示切替
  • 使い方

見えたもの

俺がこいつと結婚してから何年だろう、、、何となくそう思いながらベッドに入る

俺の一日にはとてもじゃないけど休憩している時間などない、それぐらい忙しいのだ。

それが俺にとってどれだけ辛いかあいつらは分かっていない、毎日毎日上司にこき使われて、もらえる給料は一ヶ月生活したら無くなってしまう分だけ。

少しは遊びたいものだ。

nextpage

そんな俺も家の中では最高権力者だ、いらついたら妻を殴り、それをかばおうとした10歳の息子を蹴飛ばし、これが俺のダダ一つのストレス解消法だ。

しかし今日のアイツらの態度は気に食わない、俺に殴られそうになったらとっさに刃物を俺に向けてきやがった。

あのときは正直ビビった、俺もやりすぎたのかもしれない。

明日どこかに連れて行ってやろうかと思いながら俺は眠りについた。

nextpage

次の日、起きたら車で寝ていた、横には息子がいて、車を運転しているのは妻だ、

俺が体を起こすと息子が妻に「オトーさんが起きたよー」と言った、それを聞いた妻はじゃあここらで休憩しましょうかと言って車を止めた、車から降りるとそこは山だった、

nextpage

横は断崖絶壁になっていた、そしてなぜこんなところに連れてきたんだと妻に聞くと妻は

優しく微笑んでからこう言った「すべてを終わらせるため」、俺は事を理解した急いできた道を振り返り走り出そうとした、

その瞬間大きな衝撃が体に走った、何かがぶつかったのだそして俺の体は大きく宙に放り出さられ崖に落ちていった、その瞬間俺には見えた、崖の上で妻と息子が

笑いながら抱き合っているのを。。。

Concrete
コメント怖い
20
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ

たしかにそうですね直しておきます

返信

ゆういつのストレス解消法というところですが、「ゆういつ」ではなく「唯一」ではないですか?

返信