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短編2
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異変

これはつい最近起こったこと。

俺は最近忙しすぎてまともにみにゃに構ってやれてなかった。

そして、やっと休みが入りみにゃと遊んでいた。

疲れたのかみにゃは寝た。

異変に気がついたのはみにゃが寝てから10時間も経ってからだった。

10時間経ってるのに起きない時点で変なんだけどね。

俺はみにゃの所に行った。

みにゃの歯がとてつもなくでかくなっていた。

犬歯が異様にでかくなっていた。

俺「おい!みにゃ!そろそろ起きろ!」

俺はみにゃを揺さぶった。だがそれでもみにゃは起きない。

もしかしたら…

俺は少し涙目になった。

すると

「グルルルルルルル」

唸り声が響いた。

俺はみにゃを見る。

みにゃが目を覚ましていた。だが。

でかくなった牙を見せつけながら獲物を見つけたような目で俺を見ていた。

次の瞬間俺はぶっ飛ばされた。

みにゃの腕ひとふりで俺はぶっ飛ばされた。

壁に大きな穴が空くほど強力だった。

まだ終わらない。

みにゃ……いや目の前のみにゃはもうみにゃじゃなかった。

痛い。怖い。俺は動けずにいた。

みにゃが近づいてきて口を俺の顔に近づけた。

まさか……食べるきか⁉

予想通りみにゃは俺を食べようとした。

とっさに置いてあったぼっこをみにゃの口にあてた。

だが、ぼっこは噛み砕かれた。

もう終わりか……俺はもうここで死ぬんだな。

そう思った。

ポタッ

俺はみにゃを見た。

泣いていた。

俺「……みにゃ?」

みにゃ「ご、しゅじん……」

俺はみにゃを抱き締めた。

俺はみにゃを居間につれていきなぜこんなことになったのか理由を聞いた。

どうやら1年に1回このような状態になってしまうらしい。

今回はたまたまみにゃの中の気持ちが運よく勝っただけで日々魔力?みたいな力は強くなっていってるらしい。

いつか俺は本当に食べられるかもしれない。

だけど、俺はみにゃの事を捨てたり嫌ったりしない。

俺がちゃんとみにゃを守ってやるんだ。

でも。牙は元には戻らなかった……

Concrete
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