修学旅行終わった数日後にも
俺はこんな恐怖体験をした。
前回俺はヤンデレの妹に殺されかけた事を話した。
今回はその妹の友達だ。
たまたま俺は家に居なくてバイトをしてた。
予定より早くあがれたので支度をして家に帰ったんだ。
玄関には見慣れない靴が3個ほどあった。
妹の友達かな?と嫌々になりながらも家に入った。
嫌々になる理由は妹の友達も昔からの幼馴染みでヤンデレだったのだ。漫画ではよく幼い頃から幼馴染みと遊んだり将来結婚とか交わしてるものだ。
でも、俺は恥ずかしがりだからこういうことは言えない。
その友達(妹の)も影響されてヤンデレ化としてまった。
茶の間に行くと、みんなでお菓子を作っていたらしい。
(あ、お兄ちゃんおかえりなさい。幼馴染みのNちゃん来てるよ、後私の親友のMちゃんとLちゃん)
3人は俺に挨拶をして俺は部屋に引きこもった。
3人ともすごく可愛いんだけど恥ずかしがりだから引きこもってしまうのだ。
数十分経っただろうか。
急にワイワイしてたのが静寂になったのだ。
お菓子作るの終わったのかな?と茶の間のドアを開けようとしたとき恐ろしい会話が耳に入った。
(お兄ちゃんが大好きなクッキーに睡眠薬いれといたから。これ食べさせて眠らせてなにしようか。)
すると、幼馴染みのNが(私たちの言うことを聞かせようよ。拘束して。)
MちゃんとLちゃんも(そうだねぇ)と乗り気だった。
俺は頭をフル回転させてどうやってこの危機を回避するか考えた。
抵抗するといっても相手は中学生。恥ずかしながら妹たちもかなりの身長が高い。負けてしまうと考えた俺は自分の部屋の窓から飛び降りる事を決意した。バスケ部にも入ってる俺なら体力にも自信があった。
けど、運悪く隣の家の人が外にいたから飛び降りることはできなかった。
そんなこんなで考えてるうちに妹たちが部屋に入ってきた。
music:2
お兄ちゃんが大好きな……クッキー作ったよ…
食ベテクレルヨネ?タベテヨ?オイシイカラサァ
いろいろアピールしてくるが目に光がない。そして睡眠薬入りなのだから……
俺はもう食べる道しかないと思い……食べた。
3個食べたところでお腹いっぱいだから、もう要らないって妹たちに言った。
地雷だった。
music:2
(お兄ちゃんの為に一生懸命作ったのになんで全部食べてくれないの?どうして?どうして?どうして?どうして?)
すると幼馴染みが……ユート君の事は全部知ってるよ。寝る時間も好きな食べ物も入れているゲームも……ね。アハハ。ほら食べないなら痛いことしちゃうよ?
怖い……今までにない恐怖だった。
仕方なく全部食べた。最初の3個はなにも入っていなかったらしい。後の全部は睡眠薬入りだった。俺は倒れた。
わずからながらに聞こえた妹たちの言葉……
sound:29
ズット一緒……アハハハハハ!
狂ったように妖笑してる。そこで完全に眠りについた。
目を覚ましたのは夜の9時くらい。ドアの前で聞いた通り拘束されていた。
俺のベットを囲うように4人は見下ろしていた。
music:2
(動けないでしょ?お兄ちゃん。そうだなぁ。
ずっと一緒にいてくれて離さないなら解除してあげる。)
俺は即答だった。頭が真っ白だったのだ。
わかったわかった。とだけ言った。
(約束ね。破ったら……知らないよ?)
そう言いながら解除してくれた。
そしたら他の3人が腹に乗ってきた。
(私たちは?お兄ちゃんの事好きなんだよ?
妹は認めて、私たちは?どうなるの?……
俺はしばらく黙っていた。そしたらカチカチカチと音がした。
なんだ?と思い首をあげると幼馴染みの手にはカッター。本気でヤバいと思ったのはその瞬間だった。
左足に痛みを感じた。チクチク痛い。
幼馴染みがカッターで切ったのだ。ついにやりやがった。
俺は好き!好きだから!
(アハハ、私たちもだよ。)
(毎日来るからねぇ)
(浮気しちゃダメだよぉ?アハハハハハ)
色々と怖いことを言われ続けた。
少しして夜も遅いしお腹も減ったのでみんなで買い物に行った。
すごい周りの目が痛かった。
レジの人はバイトの女性だった。
お金払うから、お兄ちゃんはあっちに行っててね。
(あー、会計も女性だったらダメなのか。)
家に帰ってご飯を食べ。
お風呂は流石に狭いというか。一人で入りたいから鍵をして風呂に入った。
みんな入り終わったら一緒に寝た。というか強制された。
後から分かった事だが、幼馴染みとその友達二人は俺の両親と同じく出張らしい、着替えもあらかじめ長期泊まるために用意して来たらしい。
こんな偶然あるのか、と思ったが深く考えるとよくないかもしれないのでやめた。
明日カラオケに誘われていて行きたいけど怖い……
作者ユート
昨日も投稿しました。俺が話してるのは実話……
是非共感してほしい一心で投稿しています。
ちなみに今も俺合わせて5人で暮らしています。
下手したら幽霊……より妹たちの方が怖い…のかもしれませんね。