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短編2
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隣の宇佐美さん。

とてもつまらない小噺です。

私の友人に神原という男がいる。

高卒から事業で大成功し、一軒家を建てマンションを買い、完全金持ち入りをした。

そんな神原の話。

ピーンポーンピーンポーン

神原は仕事がきつく休日は寝るのが日課だった。

なので休日の休みを奪われると苛つくらしい。

鳴ったので嫌々出たらしい。

「隣に引っ越してきた宇佐美と申します。宜しく御願いします。あの~タオルです。」

男は挙動不審でいかにも怪しかった。そしてタオルを渡すとすぐ走っていった。

タオルの色は濃い赤だ。

午後5時

買い出しに某スーパーに行くことにしたらしい。

そして、何故か隣の表札を見た。

少し動揺した。なんと一色になっていた。

一色さんは前に住んでいた人だ。

ほんの数日前に見たが...。

そして家に帰ったらまた寝ようとしたという。

あのタオルを忘れていた。

あ!やっちまった。

麦茶を溢してしまった。

新品だけど...。と言い神原が赤いタオルで拭いた。

そこで仰天した。生きた心地がしなかった。

なんと血が、赤色の液体が食卓についた。

鼻血もどこからも出血をしていなかった。

まさか...?タオル?

まさしくタオルからだった。

警察に通報し、タオルの赤色の液体は何か見てもらったらしい。

「血ですね~。このタオルは誰から?」

「宇佐美さんです。隣に住む」

「あの~隣は一色さんでは?」

警察に説明、その後一色(宇佐美)さんの家に家宅捜索を行われた。

なんと、一色さんの遺体が発見されたらしい。

金品は無くなっており、金目の犯行だと判明した。

宇佐美という男は強盗犯&殺人犯だった。

これに恐怖を感じた、神原は勿論引っ越しをした。

タオルは警察に保管されているとか。

Concrete
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