短編1
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待っている男

 

これは私のお母さんが若かりし頃(20代前半のころ)のお話

当時、お母さんは犬猫病院に勤めていました。

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ーーーーーーー夜九時頃ーーーーーーーー

「ふぅーやっと終わったー今日も疲れたなー」

私は仕事を終えていつもの道を通り帰っていました。

いつもと変わらぬ道…でもこの日は違いました。

いつも、小学校の前を通るのですがその小学校の校門の前に 

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工事現場の人が着るような作業着を着ている男性がいました。

(あぁ…だれか待ってるのか…) 私はそう思ってその人の前を通り過ぎようとしたとき…

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wallpaper:4963

shake

ゴロッ

と空気が変わりました。もう例えようもできない空気…

ただ一つ言えるのは振り向いたら殺されるということだけ…

私は怖くなり走ってその場を離れました。

それ以降は旦那に迎えに来てもらっているのでその男を見ることは二度とありませんでした。

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そこの小学校は校門すぐ目の前が狭い道路で過去に

男性が交通事故で亡くなっているらしいのでその幽霊なのだろうということでした。 

その場で自分を殺した犯人を捜しているのでしょうか…

Concrete
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