短編2
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これは私が4年前に体験した話です。

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夜20時ぐらい家でスマホをいじりながらベッドでゴロゴロしていたら

トイレに行きたくなりトイレにいきました

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ガチャ タン 

そして、便座に座りボーッとしていました。

すると、何かぼそぼそ言っている声が聞こえてきました

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(ん?何か聞こえる…)

最初は本当に何言っているのか聞き取れませんでした

でも、その声が段々近づいてきている 

「・・・ね・・・ね・・・ね」 

(ね?まさか話しかけられてる⁈) 

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「・・・ね・・・し・・・ね」

「し・・ね・・し・・ね」 

ついに背後で声が… 

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shake

「しねしねしねしねしね」 

と耳元ではっきりと低い女の声で言われました。

怖かったけど気づかれたらやばそうだったので気づかないふりをして

用を足し終わりトイレを出た・・・

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それから数日後

トイレに行こうとした時、トイレのドア近くにフックがあるのだけど

そこに一瞬、黒いワンピースを着て髪の毛が長い女の人が首吊りしているのが見えた…

因みに顔は髪の毛がおおかぶさっていて見えなかった。

一回お母さんが不動産屋さんに事故物件か確認したがそういうのは聞いたことがないとのこと

でも、隣のマンションで男性の飛び降り自殺があったと言われたらしい…

結局、あの女が何だったのかは謎だけどきっと人間を恨みながら亡くなったのかな?

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そして、人間を恨む…それが私とその幽霊さんとの波長が合う原因だったのかな。

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