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短編2
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実話体験談

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これは、自分が中学3年生の時に体験した不思議なおはなしなんですが、。

その当時、一学年下の女の子と付き合いはじめたばかりで毎日が青色でした。

その何気ない日

彼女の部活終わりを正門で待ち一緒に帰る約束をしていました。

季節は夏にさしかかり日がのびていて空はまだだいぶ明るかったので彼女の家の前にある公園のベンチで少し何気ない会話をすることにしました。

公園には自分たち以外だれもいなく静寂が漂っていました。

会話が楽し過ぎてどれほど時間が過ぎたのか分からなかったのですが、自分たちが座るベンチの後ろがなんとなく気になっていたことを今でも思い出します。

ベンチの後ろは車などが通る普通の道なのですが道を挟んだむこう側は一面田んぼになっている細い道なのでそれほど頻繁に車や人は通らない場所です。

時間の経過は分からないのですがそろそろ彼女を家にかえそうと思いはじめた時のことです。

気になっていた後ろを何気なく振り向いてみました。

すると。そこにお葬式帰りなんでしょうか?喪服姿の女性、男性が5人くらい立っていてこちらをただ無言で見ていたのです。

しかも、こっちが見た後もその人たちは目をそらすこともなかったので見つめ合う状況です。

この光景は彼女も見ています。

彼女と自分はお互い点になった目で見つめ合い「え?」

声にならない声で発したことを覚えています。

いつのまにかその人たちは消えていたのですがあの人たちは人間だったのでしょうか?

なぜ疑問に思うかと言うと。

少し前にはなししてる通り、ずっと後ろが気になっていたことです。

もしその時からいたのであればだいぶ長い時間その場にいたことになります。

その人たちが消えたあと路肩に止まっていた車がなくなっていたのでおそらく5人の車だったと思うのですが、車のエンジン音や乗り降りする時のドアの音がまったくなかったこと。

いま、考えてもとても不思議です。

ちなみにその後なにか不幸なことはあったかとゆうと彼女に振られたことくらいです。

今でも元気に生活しています。

Concrete
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@天津堂
メッセージありがとうございます。
青色の表現ですが
当時はまだ中学生で季節は夏
季節がらの背景など鮮明な記憶をたどりながら中学当時の心を率直に書いたら無意識に青色になっていました。
振られは伏線ではなく正直、終わりかたが自分のなかで難しくなってしまったので振られた現実を締めに使いました。
青色などの表現はまったくの無意識だったので指摘してもらいとても面白い発見ができました。
作品も読んでいただきありがとうございました。

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