短編2
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鮮明な夢

これは筆者が実際に見た夢の内容だ。

夢の後に金縛りや夢の内容が現実に。といったオチはないのでそこはよろしく頼む。

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ここから夢の内容。

気がつくと俺はとあるアパートの前にいた。

俺はどうやらこのアパートの101号室に用事があるらしい。

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そのアパートは外から玄関のドアが見えるようになっているため俺は101号室がどこにあるのか外から探すことにした。

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すると3階に101号室があると分かった(普通101号室は一階にあるものだが、夢なので不思議には思わなかった。)

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さらに101号室の前には坊主頭で黒いスーツを着た男が立っており、『5番!』などと叫んでいる。

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先客か、と思いつつも俺は3階に上るための階段を探すことにした。

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どうやら階段は建物の内部にあるようなので、階段があるアパートのドアを開けた。

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階段が、あった。

めちゃくちゃ、あった。

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上下左右どこを見渡しても視界には上に登る階段や下に降りる階段が見える。

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夢の中ながら少し怯みつつも階段を登ることにした。

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正面に見える階段を進むと一階分上ったところで天井が、消えた。

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上に見えるのは白い空間。

その空間には階段が

◇←みたいにくっついたような物体が多数浮いてゆっくりと回転している。

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流石に怖くなったので、今度は階段を降りることにした。

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元来た道を戻り、今度は一階分階段を降りると途中で階段が途切れ、行き止まりになっている。

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行き止まりの地面には穴が空いており、下の様子が見れるようになっている。

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下を見ると、どうやらどこかの駅の待合室のようになっており、20〜30人程の人が椅子に座って待っている。

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俺はここから脱出できると思い、穴からしたの部屋に飛び降りた。

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着地するとそこにいた人たちが一斉にこちらを振り返った。

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だがやっと出口と思しきドアを見つけた俺は視線を気にせず部屋のドアから外に出た。

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ドアの外は階段の部屋の前に続いており、俺はとりあえず脱出できたことに安堵した。

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すると突然なぜか101号室の前にいたスーツの男が俺を追いかけてくる予感と、逃げなければいけないことを直感した。

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その場から走って逃げるも、流石は夢の中、上手く走れず躓いたりしながらも必死に逃げた。

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だがある程度走ったところで背中を叩かれた。

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急に場面が変わり、俺は101号室のドアの前に立っていた。

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スーツの男を追わなければ。

そう思ったところで目が覚めた。

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おしまい

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