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短編2
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俺の彼女

9:00の出社に間に合うように目覚めた。

隣には彼女が寝ている。

同棲を初めて1週間。

朝食を作るのも面倒なので

今日はコンビニで済ませよう。

ボサボサの髪を整えてスーツに身を通す。

家を出る時ぐらい見送ってくれよ。

「行ってきます」と言っても

反応が無いが普段から忙しくしてた疲れだろう。

全く可愛いやつだ。

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無事に出社した。

そう言えば明日は彼女の

誕生日だった。

プレゼントを考えながら

それとなく仕事を済ませる。

そうだ帰り道に少し値が張る

マフラーを買って行こう。

それは息が白い

冬の事だった。

喜ぶ顔が目に浮かぶ。

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「ただいま」

その日は少し遅めに帰宅した。

明日は休日

2人でゆっくり過ごせる。

プレゼントはその時渡そうと決めた。

次の日

いつもより遅い時間に目が覚める。

彼女も相変わらず朝には弱い。

せっかくだし

今日はケーキとお酒でも買って

お祝いしよう。

そう提案した。

その日のディナーはいつもより豪華だ。

ケーキもあるから食べ過ぎるなよな。

そう言いつつ自分が食べ過ぎてしまった。

彼女よ許してくれな。

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お腹いっぱいになると

少し眠くなってきた。

そのまま

うたた寝をしてしまった。

30分くらい寝た頃だろうか

ゴソゴソと物音がする。

うすら目を開けて物音のする方を見ると

表情動かさず1人の女が刃物をこちらへ突き刺そうとする

shake

こちらも抵抗して女を突き飛ばす。

すると女は逃げるように部屋から

飛び出して行った。

一体なぜ。

その後警察に連絡し

到着した時は安心した。

事情を話すと

スグに近辺を捜索してもらうが

彼女は見つからなかった。

その日は警察に保護されながら

友達の家に泊まる事にした。

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翌日、警察から連絡があった。

「彼女の死体が発見された」

しかし、死後1週間は既に経っている、と

その後、俺は殺人の罪で捕まった。

Concrete
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